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夏休み中高生体験ボランティア☆vol.22019.08.28 Wednesday
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夏休み中の、呉市動物愛護センターでの活動は合計3回、今回はそのうち2回に、テレビの取材が入りました。一足先にお知らせしますね。
9月19日(木)11:30〜12:00 のどこか
NHK 「ひるまえ直送便」→中国地方向け
9月21日(土)13:30〜17:00 のどこか
NHK BS 「家族になろうよ」
特に「家族になろうよ」は長い番組なので、頑張って見てないと、どこで出るかは分かりません(汗)
どちらも、子どもたちの頑張る姿をしっかり撮ってもらいましたので、ぜひ見てくださいね!
さて今回の呉ボラも、暑かった!!
ということで、今回は午前9時からのスタートです。
広島市内組は、8時にJR海田市駅に集合で、眠そうな子たちもいましたが、犬たちの姿を見るとすぐに目が覚めたようです。
今回も施設の説明やボランティアの指導をしてくださるのは、ボラ歴10年の増本聡さんです。
呉市動物愛護センターでは、他にもたくさんの方が定期的にボランティアに来られていて、いつも愛情深く犬たちに接し、そして効率よく作業をこなされています。
さて、まずは散歩
元気な成犬たちがたくさんいるため、散歩も大変でした。
ナナちゃん、今回もお付き合してくれて、ありがとう!
こちらは子犬の体拭き&人間とのコミュニケーション
今回も、20頭くらいの子犬がいたんじゃないかと思います。
確かにかわいい子犬たちですが、いつ行ってもこんなにたくさんの子犬が収容されている現状は、変えて行かなくてはいけません。と10年くらい思い続け、言い続けていますが、なかなか変わらず…。
こちらは掃除
中での作業は暑さもしのげますが、とはいえなかなかのハードワークです。
ここでいつも頑張ってくれるのは、呉港高校卒業のH君です。もう28歳になったそうで…。
私が呉港でこの活動を始めたとき、彼はまだ高校生でした。その時初めて参加してくれてから、卒業してもずっと、呉でのボランティアにはずっと参加して、手伝ってくれています。今は、SPICAの重要な戦力となり、ボラ以外でも、色んな所でフットワーク軽く活躍してくれています。
種まきから10年、立派な実がなりました。
増本さんはいつも子どもたちに、「この活動は、いつかなくなるのが理想です」と伝えてくれます。
本当にその通りだと思います。
今、広島県内のセンターには、どこもたくさんの犬が収容されています。「飼い主がいない」というだけで、今までは殺処分されてきました。今は一時的に処分はストップしていますが、今のままでは、彼らのQOLを守ることはできません。
今、必要なことは何でしょうか?
私やあなたにできることは何でしょうか?
ボランティアをしていると、よく「立派な活動ですね、私には何もできません。頭が下がります」と言ってくれる人がいます。「立派な活動ですね」は素直に嬉しいですが、「私には何もできません」というのは、本当かな…と思ってしまいます。
気持はよく分かります。私も実際、自分がこういう活動をする前は、そんな風に思っていました。「どうせ自分には何もできない」「何もできないんだから、知らない方がいい、目を背けたい」だけどそれは、「何もしない」ことの言い訳だったなと思います。
実際に足を踏み入れてみると、私にもできることはたくさんあったし、あなたにもあなたにも、手伝ってほしいことはたくさんあります。
犬を飼ったり、ボランティアに毎週参加したり、それだけが動物愛護の活動ではありません。
今そばにいる犬や猫を最後まで大切に育てること。
しっかりと現実を知り、正しい知識を持ち、それを広めること。
支援物資を届けること。
※センターによって必要なものは異なりますので、まずはどんなものがいるのか、問い合わせてみてください。
これから犬や猫を飼う人は、里親募集から迎えること。
里親募集やイベントのポスターを貼ること。
「いのちの教室」を開催すること←これはSPICAのサポートになります。
寄付すること。←どの団体へ寄付するかは、よく見極めて。
「スピカちゃん」を購入すること←これもSPICAのサポートになります。しかもおいしいお菓子を食べるだけ!
などなど
他にも、ご自分の得意なことや、提供できるもの(時間・お金・技術など)を使って、ぜひ動物たちのために一歩、踏み出してもらえたらと思います。
すでに子どもたちは動き出しています。
新しい価値、新しい意識を作るため、今はまだ小さな輪ですが、もっともっと広げていけるように、SPICAはこれからも頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いいたします!
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