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いのちの教室 in 広島市立皆実小学校2019.01.20 Sunday
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今年1校目は、広島市立皆実小学校5年生のみなさんと「いのちの教室」です。
普段は中学校や高校で話すことが多いので、5年生にどんなお話をするべきか、色々と考えながら準備をしてきました。
できるだけ分かりやすく伝えたい、身近に感じてほしい、など、自分としての希望はありましたが、あまり単純化しすぎてもきっと「かわいそうだったね」で終わってしまうと思い、ベースは中高生と同じものを使うことにしました。
寒い体育館にも、元気よく入ってきた5年生の子どもたち。
その横には、半数くらいの保護者の方も座ってくださり、子どもたちと一緒に話を聞いてくださいました。
今回も、セッティングをしてくださったのはPTAの保護者の方です。
事前の準備はもちろん、PTA役員のみなさんで「ある犬のおはなし」の冊子を手作りしてくださり、子どもたちに配ってくださいました。
5年生と言えば、
子:「犬飼いたい!」
親「もう5年生だし、そろそろいいかな」
みたいな会話があってもよさそうな頃です。
犬や猫を家族として迎えるときに、この日の話を思い出して、良い選択をしてくれたらうれしいという気持ちも込めつつ、講義に臨みました。
子どもたちが退屈しないように、「みんなだったらどう思うかな?」「捨てられるのは、犬が悪いからかな?」などの質問を投げかけましたが、どの質問にもすぐに返事が返ってきました。
この地域には、外で暮らす猫も多いと聞いていたので、「殺処分される子猫を減らすにはどうしたらいいかな?」と聞いてみました。私はもちろん「不妊去勢手術」という答えを用意していたわけですが、すぐに「飼ってあげる!」と迷いのない答えが聞こえました。確かに。ちゃんと飼ってあげれば、不妊手術はおうちでするだろうし、寒さに凍えることもない、車にひかれることもない。なにより、犬も猫も、人間とともに暮らす生き物なのだから、「飼ってあげる」が一番正しい答えだと思いました。
約40分、殺処分や繁殖業者の話をして、子どもたちも少し元気をなくしたように見えました。
最後の「質問タイム」は、話の重さゆえ、どこの学校でもなかなか質問が出ませんが、皆実小学校のみなさんは元気に手を挙げてくれました。しっかりと私の話を聞いてくれた上での質問に、感激しつつ。もっといろんな質問を聞きたかったなぁと感じました。
今回の「いのちの教室」の開催に向けて尽力してくださった保護者のみなさま、一生懸命聞いてくれた皆実小学校のみなさん、ありがとうございました!また今年も1年、1人でも多くの人へ、動物たちの声を届けられるよう頑張ろうと思います!
悲しいだけじゃない、動物たちのこと。
まずは知ることからはじめませんか。
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はじめまして。いのちの教室。大変素晴らしい活動だと思います!うちの子の通う船越中学校にもぜひ来ていただきたいと思いました。| メタ | 2022/05/21 8:38 AM |コメントありがとうございます。
もう7年くらい前ですが、船越中学校にも伺ったことがあるんですよ。
ぜひまたお話を聞いていただきたいです。
保護者の方からの働きかけは大きいので、機会がありましたら是非、学校へ問い合わせてみてください。
船越中のみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!| SPICA | 2022/05/23 7:03 AM |
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