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いのちの教室 in 広島県立高陽東高等学校&呉市立東畑中学校2018.12.16 Sunday
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12月も「いのちの教室」が続いています。
昨年に続き、1学年のみなさんが聞いてくださったのは、広島県立高陽東高等学校。
昨年も、講義を聞いた後、たくさんの生徒さんがボランティアに申し込んでくださり、明るくて元気いっぱいの高陽東の生徒たちが、大活躍してくれました。
今回も、冷たい格技場で「きっとしんどいだろうな〜」と思っておりましたが、1時間、本当に真剣な表情で講義を聞いてくれました。
普段は中学生にお話しすることが多く、言葉の意味を確認したり、繰り返しが多くなったりしてしまいますが、今日は高校生ということで、いつもよりたくさんの内容を盛り込むことができました。
飼い主の問題、殺処分、繁殖業者、どの問題もつきつめれば、お礼の言葉で代表の生徒さんが話してくれたように、「人間の責任」につながります。その中で、今の状況を改善するために、私たちができることは何か、それを考えてもらうのが「いのちの教室」の目的です。
みなさん、しっかり考えてくれていたと思いますが、この日、私がカメラのSDカードを入れ忘れ、写真がありません…(涙)
申し訳ありません〜(>_<)
そして同じ週、呉市立東畑中学校の1年生と2年生の皆さんにもお話を聞いてもらいました。
こちらは写真がたくさんあるので、雰囲気も伝わると思います…。
呉の海が見える学校。
気持のいい晴天ですが、空気はひんやりとしています。
体育館に集まってくれた生徒さんたちは、とても元気がよく、みんな大きな声で挨拶をしてくれました。
特に1年生は、私の問いかけにたくさんの生徒さんが答えてくれて、一緒にお話を進めていくことができました。
もしかしたら、1年生は「犬も猫も大切にしようね」という明るい講義だと思ったのかもしれません。途中から少し雰囲気が変わり、最初の元気がなくなってしまいました。静かにスクリーンを見つめる目は、とても悲しそうで、思いがけない内容に驚いていたのだと思います。
子どもたちの純粋な気持ちにどれだけ訴えることができたか分かりませんが、少なくとも、現状をそのまま伝えることはできたと思います。それ以上でもなく、それ以下でもない。それをどう考えるかは、彼らの力に任せたいと思います。
私は大人になってもなお「どうせ自分には何もできない」と思いこんでいました。
犬が好きだと言いながら、そうやって現実から目を背けてきたわけですが、今ではこうして少しばかりの活動ができるようになりました。小さな動きをごちゃごちゃとやっているうちに、仲間が増え、今に至ります。ここまでくるのに、とても長い時間がかかりました。
でも今の中高生はどうでしょう?
文化祭では思い思いの発表や展示をし、動物愛護センターのボランティアには定員に収まりきらないほどの申し込みが殺到し、新聞には、自分の意見をはっきりと述べる彼らの姿を見ることができます。(新聞記事については後日アップしますね)
社会を変える、人間の意識を変える
子どもたちの力を借りながら、これからも活動を進めていきたいと思います。
今年最後は、比治山女子中学校1年生での「いのちの教室」、まだまだ頑張ります!
悲しいだけじゃない、動物たちのこと。
まずは知ることからはじめませんか。
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