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VET'S-えひめ主催 「人とペットの良い関係」にて
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    先週のことですが…

    VET'S-えひめ主催の講演会「これからの日本ー人とペットの良い関係」にてお話しさせていただきました。

    副題は「命の教育について考える いま子供たちに何を伝えるべきか」です。

     

    もともとは毎年、愛媛の開業獣医さんが西山ゆう子先生を講師として招かれ、続けられていた講演会。今回は「命の教育」とのことで、お声掛けいただきました。

    これまで「いのちの教室」で子供たちへのお話はたくさんしてきましたが、こうした講義は初めてのことで、何を話したらよいやら…。悩みましたが、今SPICAが取り組んでいる活動を紹介し、悩みや成果などを共有させてもらおうと考えました。

     

     

    第1部は西山ゆう子先生のお話

    「人と動物が共存する社会を、アメリカから学ぶ」

    アメリカで行われている「悪い行為をやめさせる」「良い行為を広める」、の両方の視点からの活動を紹介していただきました。

     

    アメリカのTLC(Teaching Love and Compassion)教育については、中高生に保護犬のトレーニングをさせるプログラムがあるとのこと。SPCA(動物虐待防止協会)という大きな団体が取り組んでいる活動です。

     

    アメリカにも子供を取り巻くたくさんの問題。いじめ、ドラッグ、DV、窃盗などなど…。

    犬のトレーニングを通して、愛情、忍耐、責任、思いやりなどを身につけるプログラムになっているそうです。

     

    西山先生のお話を聞いて、いつも「アメリカはすごいなぁ」と思うところは、どんな取り組みにも必ず専門家がついていて、指導のもとに行われていることです。獣医師、看護師、トリマー、トレーナーなど、それぞれのプロが意見を出し合って、動物の福祉を支えているんですね。

     

    また動物虐待についても、詳しく解説がありました。単に暴力をふるうことだけが虐待ではなく、ネグレクトや精神的な虐待などについても詳しく説明を聞くことができました。

     

    先生が最後にまとめられた日本の課題は、ACO(Animal Control Officer)が機能していないこと。(私たちがアニマルポリスと呼んでいるもの)すぐに現場に行ったり、緊急保護することができません。また、きちんと世話をされていないネグレクトの動物たちもなかなか保護できないことが、大きな問題であるとのことでした。

     

    人間のために、様々な形で働いている犬たち、癒しを求める人間に安らぎを与えてくれる猫たち。人間と動物の良い関係を考えるとき、やはり「悪い行為を取り締まる」「良い行為を広める」の両方を同時に進めていかなくてはいけないと思いました。

     

     

    さて、第2部が「日本の現状”命の授業”の取り組み」です。

    お話させていただいた内容は、次の通り。

     

     屬い里舛龍擬次彈汰について

     ・小中学校の道徳と「いのちの授業」

     ・講義内容(気を付けること)

     ・児童・生徒たちの感想

     ・発展的取り組みの紹介

     ・導入までの難しさ

     ・現在の課題

    ◆崙以体験ボランティア」実践について

     ・実施内容

     ・活動の終わりに伝えること

     ・実施の難しさと課題

     ・強く関心を持つ生徒の傾向

    「命の教育」とは

     ・命とは?

     ・「命を大切に」

     ・人間の責任

     

    それぞれ、「いのちの教室」と「動物体験ボランティア」を行いながら、気を付けていることや、課題などについてお話ししました。改めてこうして自分たちの取り組みをまとめてみると、まだまだ改善点が多くあることに気が付きました。

     

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    「命の教育」と口で言うのは簡単ですが、何をどう伝えることが命の教育なのか。

    長々考えた結果、私の今の結論はこんな風にまとめてみました。

     

    「命の教育」というと、「命の大切さ」という言葉で、優しい気持ち、思いやりをはぐくむことにとらわれがちである。もちろんそれらが大切なのは言うまでもないけれど、動物をキーワードにしたとき、忘れてはならないのは「人間の責任」ではないだろうか。

    多くの子供たちが、「命の大切さ」を連呼しなくても、犬猫の殺処分に心を痛め、涙を流し、やさしい心はしっかりと持っている。ただ彼らもやがて大人になり、社会全体に足りないのは「責任」である。

    動物の命を通して、単に「かわいそう」ばかりを強調するのではなく、\気靴知り、⊆臑療に考え、N匹ち択をし、す堝阿垢襪海箸必要なのだ。つまり、大人の私たちも含め、日々、自分にできることを考え、より良く生きることが、「命を守ること」に他ならない。

     

    会場のみなさんがとても真剣に聞いてくださったので、1時間の講義もあっという間に終わり、思った以上にしっかりお話できたことに安心しました。(うまく話せないんじゃないかという不安がかなり大きかったので…)

     

    第3部はパネルディスカッション

    ここでは、コーディネーターの三好紀彰先生とドッグトレーナーの首藤まゆみ先生も加わって、会場からのご質問などをお受けしました。

     

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    西山先生のパートでも感じたことですが、やはり動物福祉を向上させたり、子供たちへの命の教育を進めていくときに、大切なのは横の連携。同じ動物にかかわる人でも、立場が違えば、全く違うものが見えています。学校だけでもできないし、獣医さんだけ、トレーナーさんだけよりも、やはりそれぞれが協力したほうが、よりスムーズに、よりよいことができると感じました。

     

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    なかなか垣根を飛び越えて協力関係を築くことが難しい社会ですが、VET'S-えひめの先生方から、その必要性と希望を教えていただきました。不安交じりで臨んだ講演会でしたが、素晴らしい先生方との出会いによって、新しい視点と希望が見えてきました。

     

    まだまだ、これからもやらなければいけないことはたくさんあります。

    人間と動物が豊かに共生する社会をめざして、これからも一緒に頑張りましょう!

     

     

     

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    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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