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LUSH×SPICA チャリティーパーティー 2018 お礼2018.05.04 Friday
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LUSH×SPICA、6回目となるチャリティーパーティーも大盛況でした。
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!
2日間で計4回の「いのちの教室〜広島県での動物たちの現状〜」には、たくさんの方が足を運んでくださいました。
今回は、1週間前からお店の入り口に置いていただいた告知パネルを見て、わざわざお越しいただいた方や、HPなどの告知をみて「いのちの教室に合わせて来ました」と言ってくださった方も…。嬉しい限りです。
通りがかりに…という方にも椅子に座っていただき、広島のある意味ゆがんだ動物愛護の状況について聞いていただきました。30分という、話す側にとっては短い時間でしたが、みなさんとても熱心に聞いてくださいました。
「殺処分ゼロ」により、私たち県民の意識は、間違った方向に変わってしまいました。
「もう殺されないんでしょ?」だったら「愛護センターに持ち込んでもOKよね」
これでは広島はいつまでたっても良くなりません。
こうして持ち込まれた年間数千頭という犬や猫を、手分けして受け止めているのは、大小さまざまな動物愛護団体とボランティアです。規模の違いはあれど、どの保護施設、どの個人ボランティアさんのおうちも、めいっぱい詰め込んで、限界を超えて保護されているのが現状です。
動物にまつわる問題はさまざま、多岐にわたり、それぞれに深い闇を抱えていますが、どれ一つとして動物が引き起こした問題はありません。すべて、人間が引き起こした問題であり、その責任は人間にあります。
殺処分ゼロという魔法の言葉に目がくらんではいけません。
動物保護団体への「移動」に頼っているゼロでは、決して動物たちは幸せとは言えないからです。
と、こんなお話でした。
聞いてくださったみなさま、ありがとうございました!
今回は、SPICAの掲示物をLUSHさんが制作してくださいました。
飼い主さん募集中の猫たちのかわいい写真も。
イベントに参加してくれた高校生の言葉で、とても印象深いものがありました。
パピーミルについて話していた時です。その高校生も、「飼うなら店で買うんじゃなくて、保護された猫にする」と言いました。「お金を出したからかわいいわけじゃないから」
かわいそうとか、助けたいとか、そんな気持ではなかったと思います。
ただ、「愛情」について、こんなにシンプルに的を得た言葉って、ありそうでなかったなぁと感動しました。
どうやらこれは、彼女のお母様の言葉だったようで、ちゃんと娘さんもその気持ちを受け継いでいて、素晴らしいなぁと思いました。
こちらは缶バッジ製作の様子。
今回のアクティビティとして、大活躍でした。
LUSHさんの「NO!動物実験」のバッジは、たくさんのお客様がバッグや帽子につけて帰られました。もちろんSPICA作成の犬やらね子やらかわいいデザインのものも。
なぜ缶バッジか?
楽しいのはもちろんですが、バッジはつけているだけで「意思表示のツールになる」と考えたからです。会う人会う人に「私、動物を助けたいと思ってるんです。殺処分に反対してます。」と言って歩くわけにはいきません。ランチタイムや職場の同僚に、唐突にこんな話を向けることも難しいです。
ですが、缶バッジをさらっとつけておいて、「これ何?」と聞かれたら、お話をする。
なかなかスマートですよね。
動物愛護の嫌われるところは、「押しつけがましい」これはかなり高い割合であるかなと思います。
確かにね、押し付けたいかもしれない…。
だけど、逆に嫌われてしまったのでは意味がない。だからカッコよく、スマートに。これから広がるといいなぁと思っています。
今回のイベントで、たくさんの素敵な出会いがありました。
とにかくLUSHには若いお客さんが多い!
「大学生?」→「高校生です」→「えー!!見えん…」というやり取りが何度も繰り返され…。
すべての中高生に「いのちの教室」の売り込みをしておきました。「このパンフレット、学校の先生に渡してね」と。
でもね、みんな「そういう話、聞いてみたい」って言ってくれましたよ。
さあ、先生方!ご連絡をお待ちしております(笑)
ボランティアに参加したいと思っていた中学1年生の女の子&お母さまも来てくれました。
将来は獣医さんです。
こんなに若いうちから、単に犬や猫が好きと言うだけでなく、社会問題に目を向けられるというのは、素晴らしいおうちの教育だなぁと思います。また夏休みにお会いできるのを楽しみにしています!
そしてこちらは進徳ボラOGたち。
呼びつけたわけでもないのに、ワラワラと集まってくるこの子たち。
何も言わなくても、勝手にゴミを片付けたり、パンフレットを配ったり…。
先生という仕事をしてよかったなぁとしみじみ感じたひと時でした。
こちらは福山から駆けつけてくださった福山平成大学「猫部」のみなさん。
たまたま居合わせた広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」のリーダーと交流。大学生のパワーで、広島を変えていきたいと、ひっそりと企んでおります。
猫たちの里親さんご家族もたくさんお越しいただきました。
フラワーフェスティバルで運命の出会いを果たしたリゲル→宇宙君のご家族は、いつも色んなイベントに遊びに来てくれます。
こちらは進徳の卒業生兼里親さん。これ以上ないくらい大切に大切に育ててくださってます。
ボランティアトリミングに興味を持ってくださったトリマーさんとの出会いも。
さっそくセンターへの見学も終え、一緒に活動してもらえることになりました。
こうして書き出してみると、やっぱり大切なのは「人」
人を動かさないと、動物をいくら動かしても、問題は解決しない。
だから啓発、教育、地道にコツコツやるしかありません。
怒涛の2日間。
体中が吸い取ったLUSHのいい香りとともに、たくさんの収穫を手に。
まだまだこれからも頑張ろう!と思えたチャリティーパーティーでした。
最後になりましたが、チャリティーポットで寄付にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!猫たちのために大切に使わせていただきます!「いのちの教室」開催校募集中
SPICAでは、「いのちの教室」を開催してくださる学校・グループを募集しています。
広島県内、どこへでも出張講義をいたします。
動物の問題について、一緒に考えてみたい、子供たちに命についての教育をしたい、とお考えの方、ぜひお問い合わせください。
NPO法人SPICA
メール:info@npo-spica.com
お問い合わせフォーム: http://www.npo-spica.com/contact.html
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