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冬休み 動物体験ボランティア 第4弾 20172017.12.28 Thursday
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ようやく後半戦に突入しました!動物体験ボランティア。
今日の参加校は、広島女学院高等学校、広島市立瀬野川東中学校、広島市立戸坂中学校の3校です。
そして今回も、全員女子(^_-)-☆
お手伝いしてくれたのは、広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」と広島文教女子大学「Animal Happy Project」の学生たちです。
今日もかなりの冷え込みですが、みんな元気に活動出来ました!
今日はお散歩風景を詳しく解説します〜。
まずはセンターの前で、子供たちを2人1組にします。
一人はお散歩グッズを持ち、もう一人が犬のリードを持ちます。そこに大学生が一人、サポートについてくれます。
そして、犬同士が仲良しとは限らないので、少し間をあけてから、時間差で散歩をスタートします。
まずは広島東警察署前
時々、玄関に入っていこうとする犬がおります。
「何か通報してくれるのかな〜??」なんて言いながら、犬が自分で「どこそこから来ました」と話してくれたら、困る人間はたくさんいるだろうなぁ・・・なんて考えてしまいます。
そのまままっすぐ、平和大通りまで
この辺りまでは、だいたいみんな、見える範囲で歩いています。
平和大通り沿い
今はイルミネーションがたくさん飾り付けられています
ここはあまり通行人も多くないので、リラックスして歩みをすすめます。
犬たちが信号を渡る時は、けっこう気を使います。
大きな音にびっくりする犬も多いため、渡りだしたはいいけれど、横断歩道の途中で足がすくんでしまったり、伏せてしまったりする子もいます。
散歩コース途中で、休憩もかねて記念撮影
たまには横一列で。犬たちも珍しい構図になりました。
本日のわんこ 左:アイちゃん 右:松君
ビビリまくりのデコちゃん
翌日には新しい家族のもとへ出発する予定。上手に散歩ができるように、頑張って練習してきました。
少しリラックスすると、こんな表情に。かわいいでしょう??と言わんばかり。
広島は信号が多い町とよく言われます。
おかげさまで信号待ちは、犬たちとのコミュニケーションタイムとなっています。
笑顔の松君のエアぱくぱく(何もないんだけど、なぜか口をぱくぱくさせます)に、中学生も???な表情
バカ丸出しでデコちゃんの写真を撮りまくる私を、大学生が11枚も連写
まあ年末のネタにしてください…
マライアさんは、信号待ちは何かのリラックスタイムと勘違いの様子
さすが女王の貫禄です(笑)
ジャスティンは、おねだりポーズが得意みたいです
この写真、いいと思いませんか?
ボブと高校生が、暖かい日差しの中をゆっくりと歩く写真です。
4日間、子供たちとの散歩に気持ちよく付き合ってくれたボブ
今少し、体調を崩しています。
早く元気になって、また一緒に散歩できますように。
こんな感じで約1時間半のお散歩が終了します。
「小型犬は散歩しなくていい」と言う人がいますが、これは間違いです。
まず、散歩の量は犬の体の大きさに比例するわけではありません。
そして、散歩には「運動」以外にも、大切な意味があります。他の犬たちに出会ったり、色んな音や物に触れることで、社会化を促します。こういった経験をしていないと、怖がりで吠えまくる犬になったり、社会性のない犬になってしまいます。
もうひとつはリフレッシュです。
犬の暮らしには、「刺激」がとっても大切です。何の刺激もない退屈な生活は、犬にとってストレスになってしまいます。ほかの犬たちの匂いを嗅ぎ、自分の縄張り(家)から外に出ることで、気分転換にもなります。
子供たちがたくさんボランティアに来てくれることで、よりたくさんの犬を散歩に連れ出すことができました。時間を気にせず、1頭1頭にゆっくりと目を配ってやれる、貴重な時を過ごすことができました。
さて、この日の生徒たちはとってもタフな子たちばかりでした。
4時間の活動中、ほぼ休憩もせず…笑顔で「大丈夫です〜」と。やっぱり若さですかね…。
散歩から帰ってからは、子犬とのまったりタイム
デビューを待つばかりの子犬たち
どこを触れても怒ったりしないよう、人間との信頼関係を築いています。
猫のお部屋に入ってみると…
黙々と猫じゃらしを使って、猫と戯れる子供たち
これは遊びというよりは、もはやスポーツ…
真剣勝負の空気が漂っておりました。
最後に、犬たちにご飯をあげて、食器を洗って、今日の活動は終わりです。
ほとんどの生徒が、今日の活動を「楽しかった」と答えてくれます。これはとてもうれしいことです。
犬には良いも悪いもありません。センターにいる犬は、悪い犬の集まりではないのです。
ただ、「飼い主」がいないだけ。人間の都合で集められた犬たちです。
ここで暮らす犬たちは、1頭1頭みんな、個性的な素晴らしく愛らしい犬たちです。
今は殺処分もなく、みんなご飯が食べられて、快適な空間もある程度与えられ、お世話もかなりしてもらえるようになりました。
あとは、幸せの最後の1ピース「家族」を見つけるだけ。
来年は、この広島市動物管理センターが、「譲渡施設」としての役割をもっと担ってくれるように、私たちも微力ながら貢献できればと思っています。
子供たちが笑顔で活躍する広島市動物管理センターに、ぜひ遊びに来てください。
笑顔の犬たちも待っています!
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