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春休み動物体験ボランティア 第4弾2017.03.27 Monday
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呉市動物愛護センターへやってきました!
今日の参加は、広島市立八幡小学校、広島市立戸坂中学校、広島市立己斐上中学校、広島市立大洲中学校、広島女学院高等学校、広島県瀬戸内高等学校から12名です。
本日の男子は、2/12人
さみしいですが、大学生は4/5が男子だったので、まぁまぁのバランスです。
サポートしてくれたのは、広島女学院大学「小さな命と向き合おうわんにゃんプロジェクト」と、広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」の大学生です。
まずはじめに、注意事項です。
呉市動物愛護推進員の増本聡さんに、ボランティアにおける細かい留意点などについてお話ししてもらいます。
そこから施設の見学です。初めて来る生徒には、必ずこの見学と説明を聞いてもらい、ここがどういう場所なのか、どんな犬や猫が収容されているのかを知ってもらいます。
ここからはグループに分かれて作業をします。
まず、第1グループは、お散歩です。(ローテーションで、すべての作業を体験してもらえるようにしています)
まずは静かに、犬たちとあいさつ。
人間を怖がる元野犬や、野犬の子供たちも多いため、大きな声を出したり、強引なスキンシップは禁物です。
増本さんが、犬たちの性格や、散歩の仕方を教えてくれます。
念のため、ダブルリードでお散歩します。
犬はとっても賢い動物。初対面の子供たちの言うことなど聞くはずもなく、目の先にはいつも増本さん♡普段からお世話をしてくれる人が一番大好きなのは、言うまでもありません。
人付き合いの良い梅子さん。初心者とも上手に散歩してくれます(笑)
この写真、なかなか素敵でしょう?
SPICAのボランティアには、実は陰ながら、たくさんの大人のスタッフが協力してくれています。いつも集合写真にもうつらず、「撮る係」に徹してくれているYさんは、子供たちと犬たちとの、こんなあったかい写真を撮ってくれます。
もちろん、モデルさんもGOODです!!
「交代するよ〜」と声をかけると、みんな、この広い敷地を走って戻ってきます。リードが絡まったり、後ずさりしてしまうワンコたちに戸惑いながらも、笑顔の絶えない散歩なのでした。
第2グループはお掃除隊です。
犬たちが清潔な環境で過ごせるよう、丁寧にお掃除します。
お掃除中の姿をじっくり観察すると、日ごろ、おうちのお手伝いを良くしているかどうか、分かったりするものですね(笑)
最後は恒例の子犬の体拭きです。
いつもはずら〜っと子犬が並ぶケージにも、今日は少し少な目でした。
とはいえ、けっこうな汚れ具合。うんちが足にこびりついたりしているので、丁寧に拭いていきます。
「犬はちょっと怖いかも…」と正直に告白してくれた男子高校生。
少しずつ犬の扱いにも慣れてきて、最後はすっかり楽しかったとのこと。大学生の丁寧なサポートもあり、ひとつ壁を乗り越えました。
ちょこちょこ動く子犬の体を拭くのは、思った以上に大変です。シャンプーやブラシを使って、二人で協力してきれいに仕上げます。
SPICAスタッフには、学校の先生も多いため、子供たちとの偶然の再会もありました。
山下「英語でお話ししてもいいんだよ〜」
中学生「・・・」
K先生の日本語の方がお上手なようです。
きれいにしてくれてありがとね〜のチュー!!
こちらは赤ちゃんの寝かしつけに挑戦している様子
あっという間に・・・
あまりのかわいさに、カメラを持ったスタッフが集合(笑)
そんなこんなで、あっという間の2時間でした。
最後の記念写真。
数えてみると、総勢27人で参加していたみたいです。
動物体験ボランティアという名前ではありますが、動物のため、だけではなく、この活動にはいろんな意義があるように感じています。
わいわい言いながら、子供たちは勝手に他校の生徒たちと友達になり、中・高・大学生から大人まで、幅広い世代間の交流が生まれ、学校から飛び出して、社会全体で子供を見守り育てていく場でもあるからです。
「楽しかった」という思い出の中に、「なぜ動物愛護センターが必要か」という疑問を少し混ぜて、彼らの胸の中にとどまってくれるよう、スタッフ一同、祈っています。
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