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いのちの教室 in 祇園カトリック教会
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    今日は、祇園カトリック教会で、「いのちの教室」を聞いていただきました。

    会場には、中学生から年配の方まで、信者の方、地域の方、保護犬の里親さんになられた方など、たくさんのみなさんが集まってくださいました。

     

    紹介してくださったのは、繁殖現場からレスキューされた犬たちの保護活動をされている女性です。

    「いのちの教室」の中でも、いつも子供たちに伝えている「パピーミル」の問題に正面から取り組まれています。ですので、今日はそんなお話も多めに入れて、資料を作ってみました。

     

    そしてさらに、先日の西山ゆう子先生の講演会で得た知識(多頭飼育崩壊、ペットの高齢化など)もさっそく加え、内容もさらに盛沢山になりました。

     

    教会でお話しさせていただくのは初めてでしたが、みなさんが暖かく迎えてくださり、少し緊張もほぐれました。なにより、来場された方の席がとても近く、頷いてくださる方や、質問に答えてくださる方の表情が良く見えたことで、安心して話すことができました。

     

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    お話を聞いてもらうとき、「しっかり聞いてますよ」というサインを出してもらえると、話す側はとっても盛り上がってくるので、ついつい余計な話までしてしまいます(笑)

     

    *******************************************

     

    さて、大人の方へ向けて話している中で、先日読んだネットニュース記事のことを思い出しました。

    「知らせる」という活動をしている私たちが、色々と考えさせられることでした。

     

    犬猫の殺処分問題を特集した番組に対して、苦情が届くというものでした。

     

    「ペット愛好家の自分には、残酷すぎる内容なので、ニュースにすべきではない」

     

    その気持ちは、十分わかります。

    「かわいそうだから、見たくない、知りたくない」

    これまで、数え切れないくらい言われました。

     

    私は、現実だからと言って、何でもかんでも見せればいいと思っているわけではありません。

    人には人の心の都合というものがあって、心の準備ができている時なら受け入れられることでも、とっさのことだと混乱してしまうことは良く理解しています。

     

    なので、「いやだな」と感じられたのなら、それは申し訳ないと思います。

     

    ですが、わざわざテレビ局の連絡先を探し、そこへコメントを送るだけの行動力があるなら、動物が好きだと言うなら、見なくてもいいから、別のことにその力を使ってくれればいいのに、と正直思いました。

     

     

    また、パピーミルのことについて、「お店で犬を買うこと自体は悪いことじゃない」という人がいます。(これは総じて、「店で生き物を売るなんて!」という意見に反対する形で出てくる意見です。)

    確かに、お店で買っても、最後まで大切に家族として育てている人は、私もたくさん知っています。ですが、それは当たり前のことであって、問題はそこじゃないんです。

     

    お店にいる小さな子犬たちがどんな環境で生まれ、母犬たちがどんな場所で暮らしているか、お店は絶対に知らせません。

    想像を絶するような環境で、繁殖のみを強いられる生活です。

     

    「ちゃんとしてる人もいる」

    これもよく言われますが、本当にちゃんとしてる人なら、生後2か月にも満たない子犬を母犬から引き離し、段ボールに入れて、オークションに出すようなことはしないと思います。

     

    「犬が飼いたい」と思ったら、「ペットショップへ行く」

    日本では一般的なルートですし、その人たちは、悪気はもちろんなく、普通の、善良な人たちがほとんどです。

     

    ただ、その人たちは「知らない」だけです。

     

    ですが、「知らない」という、ただそれだけのことが、結果的に、犬のことをかえりみない悪質な繁殖業者を手助けしていることにつながっているとしたら、どうでしょうか。それは「仕方ない」ことでしょうか。

     

    いつも「いのちの教室」で提案するのは、お店の子犬には、母犬の写真を貼ればいいということです。糞尿で汚れた母犬の悲しい顔を見てもなお、買いたいと思うなら、そうすればいいと思います。

     

    お店で買った人を責めているわけではないんです。

    私も実際に、過去に犬をお金で買ったことがあります。

    ただ「知らなかった」んです。

     

    でも現実を知ったとき、自分が飼っている犬だけでなく、日本中にいる犬たちに申し訳ないという気持ちになりました。自分にできることはないか、それがこの活動の始まりでした。

     

     

    「知りたくない」という気持ちは、本当だと思います。

    私も知らなければ、どんなに楽だったか、と思うときがあります。

     

    ですが、やはり、知らなければいけませんよね。

    犬も猫も、言葉が話せないんです。

    誰かが、彼らの声を代弁しなければいけない。

     

    色んな事を思い出し、今日の祇園カトリック教会での「いのちの教室」を振り返りながら、「伝える」ということの意味や大切さを考えなおすことができました。

     

    ここ最近、一般向けの「いのちの教室」が続いて、学校だけでなく、やはり大人の方へもしっかり伝えていきたいと思うようになりました。これからそんな機会が増やせるよう、工夫してみたいと思います。

    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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