Search
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM
第19回 学生ボランティア 瀬戸内高等学校
0
    朝は雪〜雨の広島でしたが、昼間はすっかりと晴れ、前回と同じ8名の生徒が集まってくれました。寒くても元気いっぱいな生徒たち、まずは2階の犬たちの散歩を始めます。

    2人1組で、1匹の犬を散歩させていきます。
    とはいえ、広島市内のど真ん中にある、この広島市動物管理センター。人の往来も激しく、前後左右に常に気を配っていなければいけません。そして、仲良くなったとはいえ、まだまだ未知の犬たちとの散歩は、危険がいっぱいです。
    そこで今回協力してくれたのが、広島経済大学興動館「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」(以後、動プロ)のメンバー、大学1年生の二人です。高校生たちが安全に活動できるよう、一緒に活動しながらサポートしてくれました。




    前回の参加から2週間ということもあり、犬たちの名前はしっかり頭に入っています。散歩中も、「とらさん!」「じゅんくん!」「バロンー!!」とあちこちで犬たちを呼ぶ声が聞こえ、立ち止まっては背中をなでたり、「えらいね〜」「かわいいね〜」と声をかけています。



    携帯を持ってきた女の子は、連写モードで、信じられないほどたくさんの写真を取って帰りましたが、すべて犬たちの何気ない散歩やごはんの風景です。



    今回も、センターの周りを3周回った後、1階の犬舎の掃除にうつります。



    前回よりは少し手際よくでき、ごはんの時間まで、ふれあいタイムとなりました。
    こちらはゴールデンレトリバーのジュジュちゃん。散歩の時には、子犬に挨拶しようと飛びついてしまいハプニングも起きましたが、大事には至らず一安心です。短い散歩くらいではまったく疲れることもなく、犬舎のなかを走り回り、生徒全員に順番に愛想を振りまくというモテ女子ぶりを発揮。



    そして動プロの梶田君は、隣のラブラドール「ボビー」の愛を一身に受け止めます。遊び方や力の加減が分からないボビーと、熱い男同士で触れ合った結果、少し距離が縮まったようです。



    そしてごはんタイム。
    一つずつ名前の書かれたお皿を、それぞれのサークルに運びます。みんなあっという間に平らげてしまい、あとはお皿を集めて、きれいに洗います。



    ふと見ると、ボランティアさんが手でご飯を食べさせている犬がいます。聞いてみると、年をとって、自分でご飯を食べるのが難しくなってきているとのこと。食べやすくふやかされたごはんを、一口ずつ、口元まで運んでもらい、一生懸命食べています。
    この姿をじっと見つめていた生徒たちは、何を思ったでしょうか。



    今回、高校生を良く観察してみて、ひとつのことに気がつきました。
    彼らは動物が好きで参加しているボランティアだということはもちろんですが、どの犬にも、本当に丁寧に、愛情をこめて接してくれています。一般的には、小犬や小型の純血種が人気者になったり、老犬やミックスの中型犬は人気がなかったり…ということを想像してしまいますが、彼らについては、まったくそういう偏見がありません。



    散歩をするのも、愛情をかけるのも、老後の世話をするのも、みな飼い主の責任のはずです。「かわいい」とか「番犬に」とか、さまざまな理由で飼い始めたのであれば、最後まで自分で世話をする覚悟が必要です。広島市動物管理センターにいる犬たちは、もともと飼い主がいたはずの犬がほとんどです。そしてその犬たちの世話をしているのは、飼い主の顔も知らないボランティアです。



    犬にも感情があることは言うまでもありません。
    うれしい、かなしい、さみしい、こわい、飼い主のそばにいたい。
    動物に一方的な「癒し」を求める風潮が強まる今、私たち人間は、かれらの感情にもっと真摯に向き合う必要があるのではないでしょうか。どんな犬たちにも分けへだてなく愛情たっぷりに接し、お互いに笑顔で過ごす高校生たち。私たち大人は、彼らから学ぶことがたくさんあるようです。

    posted by: npo-spica | ボランティア | 09:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://ikuacefreya.npo-spica.org/trackback/236
    トラックバック