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いのちの教室 in 可部中学校
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    今日は、広島市の可部中学校にて、「いのちの教室」を開いていただきました。
    「みんなで語ろうー心の参観日」とのことで、可部中学校1・2年生の生徒さんと保護者の方が対象です。これまでも「いのちの教室」を行ってきましたが、保護者の方にも聞いていただくのは今回が初めて。ぜひ動物の命の問題について、親子で話し合っていただきたいと思い、いつもに増して力が入りました。

    事務室の前にこんな素敵なポスターがありました。生徒さんが作ってくれたものとのこと。かわいらしい花びらでSPICAと書いてくれました。



    いのちの教室を始めて2年。
    できるだけ現状に沿ったものにしたいと思い、使う写真やデータなども毎回修正を加えています。それだけに、最新のデータである平成25年度の殺処分数128,000頭(365日で割ると1日350頭)のグラフは、自分で話していても息苦しく思えるものでした。



    はじめはそわそわしていた生徒さん達も、しだいに画面の写真をじっと見つめ、話に聞き入ってくれました。
    中学生が好むような、楽しくておもしろい内容ではありません。どちらかと言えば、大人でも目をそむけたくなる現実です。しかし、中には真剣な表情でうなずいたり、考えたりしてくれている生徒さんもいました。おうちで犬か猫を飼っているのだなぁと思いながら、お話ししました。

    「かわいそう」という感情を煽るのではなく、できるだけ現実をそのまま伝え、どう考えるかはそれぞれに任せたいと思って講義をしています。それでもやはり、スライドに使う犬や猫たちのまなざしは、さまざまな思いを人間の心に訴えかけてきます。



    最後に映しだした白い3匹の子犬たちの写真。
    本当ならば好奇心たっぷりで無邪気に転げまわっている年頃のはずです。ですが、この犬たちの目は不安と恐怖に満ちています。じっとスクリーンを見つめる生徒さんたち。一瞬、静まりかえった体育館で、犬や猫の声がみなさんの心に届いたような気がしました。

    最後に、生徒会から花束をいただき、生徒会長さんからは、素晴らしい挨拶をしてもらいました。「かわいそうでした」というのは簡単です。ですが、この現実を受け止め、自分なりに解釈し、言葉にすることは、中学生にとっては簡単なことではなかったはずです。本当に立派な挨拶でした。



    そして、これは美術部のみなさんが作ってくれた作品です。
    なんと!!犬や猫、小鳥に加えて、(たぶん)恐竜まで・・・。(馬かな・・・)ともあれ、こんなにも生徒さんがおもてなしをしてくれるなんて、本当に感激しました。





    動物愛護に携わるようになって、いろんな壁があることが分かりましたが、中でも一番大きな壁だと思うのは、やはり人間の「心の壁」です。現状を知らないということ、そして「知りたくない」という人が多いことが、この問題の解決を遅らせている最も大きな要因のひとつだと思っています。

    「いのちの教室」を通して若い世代に伝えていくことで、これからを担う子供たちが殺処分のない社会に暮らせるよう、これからも努力していきたいと思います。

     
    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 22:10 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    スピカさん、こんにちは。

    心の柔らかな時期に、スピカさんのお話を聴けた子ども達はラッキーですね。この子供達が未来に暖かな社会を創っていく原動力になってくれるのだと思います。

    私は60代で子どものころから犬を飼っていましたが、子犬から飼わないと懐かないものだろうとか、成長したわんこを途中から飼っても、同様の絆を持つのはとても無理だろうと思い込んでいました。

    つい最近までセンターはかわいそうな犬たちを殺す忌むべき処、恐ろしい場所だとも思っていました。昔は「犬取り」といって市町村が野犬を捕まえて車で運び去ることもあったので、子供心に犬たちの怯えた声が耳に残り、本当に恐ろしかったのです。

    毎日ボランティアさんたちが収容犬のケアをされていることも、職員さんたちも一生懸命だと云うことも知りませんでした。

    この社会には私のように何も知らず、いまもそんな誤解をしているおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんもいらっしゃるかもしれません。

    スピカさんがなさっているお仕事は、子ども達が命について学び、将来「家族」を迎えようとする時に花開くとても大切なお仕事ですね。できれば必須科目にして欲しいくらいです。

    私は一昨年末の愛犬が旅立ったのを機に、行き場を失った犬たちの保護と里親捜しをしているボランティア団体さんにご縁が繋がり、いまでは二匹の保護犬を迎え、お蔭で彼らからたくさんの幸せを頂いて居ます。

    彼らを迎えるまでは、ボランティアの預りさん達のブログを、保護犬達へのあふれる愛情を感じつつ、毎日見ているうちに、保護犬たちがまるで親戚の子のように思えるようになりました。そしていつしか自分も保護犬を迎える勇気を与えて頂きました。

    ブログの収容犬たちはボロボロになって保護されても、心身ともにケアされ愛されてどんどん変わっていきます。

    どんな命も十分な愛情と栄養で輝きを取り戻し無限の可能性が生まれることを目の当たりにすることは、命の教育そのものであり、また思春期の子ども達にも大きな自信となるのではないかと思います。


    どのブログも、年を取っているから、病気や障害があるから、意思疎通ができないからとかの理由で捨てられてしまった子たちを、丸ごと受け止め、そんなもの全く何でもないよ!かわいがられない理由にはならないよ!と、焦るでもなく、少しずつ変わっていく保護犬たちを見つめる勇気と優しさにあふれています。


    子ども達に、預りさんのブログをみてもらうことも命の教育の手助けになるのではと思いました。

    たとえば、ある子は、ダンボールに入れられ、歩けないので糞尿まみれで捨てられていたそうですが、仮母さんの愛情に支えられ車イスで歩けるまでになり、最上の里親さんに巡り会いすべてを受け入れられ、なんといまでは自分の脚でいくらかは歩けるようにもなり、里親さんをとびきりの幸せ者にしているのです。

    かわいそうな命ではあっても、かわいそうなだけではない。命と命は触れあって化学反応も奇跡も起こすのだと子ども達に教えてさしあげて下さい。それこそが未来の希望です。

    先住犬が家庭犬なら、後からきた犬が10年ゲージから出たことがない繁殖犬であっても、家庭でどう振る舞うべきか全てを教えられるんだと云うことも。そんなこと、とても人間だけではできないですから。笑 命あるものはすべて種の壁を越えて互いに化学反応を起こすのですね。

    思いつくまま書き殴ってしまいました。ご免なさい。

    以前マルコさんの講演を聞かせて頂き、スピカさんが学校で大切なお仕事をしておられることを知りました。今後ともご活躍下さいますようお祈り申し上げます。心から応援しています。

    | らばちゃまま | 2015/02/16 4:02 PM |
    らばちゃまま さま

    メッセージありがとうございます!
    こんな活動をしている私自身も、以前は「犬はペットショップで買うもの」と思っていた一人です。しかし、現実を知れば知るほど、動物たちの置かれている状況は本当にひどいものでした。

    らばちゃままさまのコメントを読ませていただいて、「こんな飼い主さんばかりなら、動物たちはどんなに幸せだろう」と心から思いました。命あるものを慈しむ心、弱いものを守る心、どんな人間にも本来あるべきものが欠けているように思います。

    ただ、人の心が変われば、動物たちの現状は必ず変えられると思いますし、逆に人の心が変わらなければ、どんなに保護団体のみなさんが頑張っても、終わりのないトンネルから抜け出すことはできません。保護活動と心の教育は動物愛護の両輪にならなければいけませんね。たしかに時間がかかりますし、結果も見えにくいのですが、それでも地道にやっていくしかないのかなぁと思っています。

    らばちゃままさまのように、保護犬を家族に迎えてくださるのには、勇気と覚悟が必要だったことと思います。センターでも、どうしても若くて元気な犬が譲渡され、老犬やハンディキャップのある犬はなかなか新しい家族が見つかりません。そういう意味でも、預かりさんのブログを見てもらうことは、保護犬に対する子供たちの理解をより深めてくれそうです。いいご提案をありがとうございました!

    どんな犬や猫でも一緒に暮らせば、かけがえのない家族になること、なんとか「いのちの教室」や「高校生ボランティア」を通して、若い世代に伝えていけたらと思っています。今後とも、応援をよろしくお願いいたします!
    | 山下 育美 | 2015/02/17 11:47 PM |









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