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いのちの教室 in 広島県立高陽東高等学校&呉市立東畑中学校
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    12月も「いのちの教室」が続いています。

    昨年に続き、1学年のみなさんが聞いてくださったのは、広島県立高陽東高等学校。

    昨年も、講義を聞いた後、たくさんの生徒さんがボランティアに申し込んでくださり、明るくて元気いっぱいの高陽東の生徒たちが、大活躍してくれました。

     

    今回も、冷たい格技場で「きっとしんどいだろうな〜」と思っておりましたが、1時間、本当に真剣な表情で講義を聞いてくれました。

     

    普段は中学生にお話しすることが多く、言葉の意味を確認したり、繰り返しが多くなったりしてしまいますが、今日は高校生ということで、いつもよりたくさんの内容を盛り込むことができました。

     

    飼い主の問題、殺処分、繁殖業者、どの問題もつきつめれば、お礼の言葉で代表の生徒さんが話してくれたように、「人間の責任」につながります。その中で、今の状況を改善するために、私たちができることは何か、それを考えてもらうのが「いのちの教室」の目的です。

     

    みなさん、しっかり考えてくれていたと思いますが、この日、私がカメラのSDカードを入れ忘れ、写真がありません…(涙)

    申し訳ありません〜(>_<)

     

    そして同じ週、呉市立東畑中学校の1年生と2年生の皆さんにもお話を聞いてもらいました。

    こちらは写真がたくさんあるので、雰囲気も伝わると思います…。

     

    呉の海が見える学校。

     

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    気持のいい晴天ですが、空気はひんやりとしています。

     

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    体育館に集まってくれた生徒さんたちは、とても元気がよく、みんな大きな声で挨拶をしてくれました。

    特に1年生は、私の問いかけにたくさんの生徒さんが答えてくれて、一緒にお話を進めていくことができました。

     

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    もしかしたら、1年生は「犬も猫も大切にしようね」という明るい講義だと思ったのかもしれません。途中から少し雰囲気が変わり、最初の元気がなくなってしまいました。静かにスクリーンを見つめる目は、とても悲しそうで、思いがけない内容に驚いていたのだと思います。

     

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    子どもたちの純粋な気持ちにどれだけ訴えることができたか分かりませんが、少なくとも、現状をそのまま伝えることはできたと思います。それ以上でもなく、それ以下でもない。それをどう考えるかは、彼らの力に任せたいと思います。

     

    私は大人になってもなお「どうせ自分には何もできない」と思いこんでいました。

    犬が好きだと言いながら、そうやって現実から目を背けてきたわけですが、今ではこうして少しばかりの活動ができるようになりました。小さな動きをごちゃごちゃとやっているうちに、仲間が増え、今に至ります。ここまでくるのに、とても長い時間がかかりました。

     

    でも今の中高生はどうでしょう?

    文化祭では思い思いの発表や展示をし、動物愛護センターのボランティアには定員に収まりきらないほどの申し込みが殺到し、新聞には、自分の意見をはっきりと述べる彼らの姿を見ることができます。(新聞記事については後日アップしますね)

     

    社会を変える、人間の意識を変える

    子どもたちの力を借りながら、これからも活動を進めていきたいと思います。

     

    今年最後は、比治山女子中学校1年生での「いのちの教室」、まだまだ頑張ります!

     

     

    悲しいだけじゃない、動物たちのこと。

    まずは知ることからはじめませんか。

     

     

     

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    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    いのちの教室 in 広島市立古田中学校&広島市立五日市中学校
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      11月は1年で最もたくさんの「いのちの教室」が開かれる月です。

      古田中学校は4年目、五日市中学校は3年目、毎年それぞれ2年生と1年生にお話を聞いてもらっています。

      3年に1度、開催してくださる学校もありますが、やはりこうして毎年聞いてくださると、ボランティアに参加してくれる生徒たちも増え、嬉しい限りです。

       

      さて古田中学校では、通り過ぎる生徒たちの元気な挨拶が印象的でしたが、体育館に入ると、みなさん静かに迎えてくれました。「いのちの教室」と書かれたスライドの表紙が、スクリーンに映し出されているので、何となく講義の内容を感じ取ってくれているのかもしれません。

       

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      講義の初めには必ず、「つらい場面があったら目を閉じても構わない」と伝えるようにしています。

      できるだけ残酷な写真は使わないように気をつけていますが、それでも現実を伝えるために、悲しい写真を見てもらうこともあります。どこからが残酷か、というのは人によって違うため、私が大丈夫と思っていても、つらく感じる人がいるかもしれません。

       

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      「いのちの教室」の目的は、もちろん「現実を知ってもらうこと」もありますが、それ以上に、「私たちに何ができるか」を考えてもらうことでもあります。ここでトラウマになってしまったら、この問題に関わることはできません。

      感想文には「聞くのがつらかった」という意見もたくさんありますが、そのあとには必ず「でも聞いて良かった」と書いてくれます。

       

      「かわいそう」で終わらせない。

      私の気持は、子どもたちにもしっかり伝わっていると感じています。

       

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      古田中学校で代表の挨拶をしてくれた生徒さんも、とても立派でした。

      メモを持たず、記憶をたどりながらの言葉でした。

      受け取った情報の多さに戸惑った様子でしたが、「殺処分ゼロが、動物の幸せなのではないと気づき、これからも自分にできることを考えたい」と言ってくれました。

      殺処分ゼロ運動が声高に叫ばれる今、これだけの事実に気が付く人がどれだけいるでしょうか。

      感情的にならず、人任せにせず、落ち着いて、静かな心で、人間と動物の幸せを考えてほしい。改めてそんな気持ちを持った1日でした。

       

       

      五日市中学校では、講義の前に、担当の先生が講師(私)を生徒たちに紹介してくださいました。

      「何のお話しをするの?」という感じで、キラキラした目と笑顔がこちらに向けられているのに気づきました。もっと楽しい話ができたらなぁといつも感じる瞬間です。

       

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      私自身、犬や猫と暮らしてみて、純粋にその楽しさだけで何時間でもおしゃべりできます。

      初めて犬と暮らしたのが中学1年生の時ですから、もう30年、犬か猫と暮らしていることになります。その間、犬に家の鍵をかけられて家を閉め出された話とか、深夜に時報の117にダイヤルする猫の話とか、「愛護」じゃなくても、オモシロネタはいっぱいあるんです。だけど、その話はできません…。

       

      テレビをつければ、犬や猫のおもしろ動画を見ない日はない、Twitterではアイドル化した犬や猫が何万ものフォロワーを持ち、世間はこんなに動物に癒されているのに、さみしい思いをする犬や猫にはなかなか目を向けてくれません。

      それが悔しくて、この活動を続けている、という側面もあります。

       

      愛護センターに入ってくる犬も猫には、1匹も悪い犬はいないし、ダメな猫もいません。

      犬や猫が悪いからセンターに入ってくるわけではなく、彼らを受け止めてくれる人間に出会えなかったアンラッキーな子たちが仕方なく連れてこられているだけです。

      中学校では、「このことを伝えるために来た」と思うようにしています。

       

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      五日市中のみなさん、私の問いかけに、一生懸命考え、答えてくれました。

      強くうなずいてくれる女の子、難しい質問に首をひねって考えてくれる男の子、一人ひとりがこの講義に参加してくれているのが分かりました。

       

      スタッフによると、講義の中で一番強く関心を持っていたのは、おそらく「パピーミル」の話だろう、とのことでした。

      確かに、殺処分のことはメディアでも取り上げる機会が増えてきたし、子どもとはいえ「うっすらと」知っていることではありますが、お店に並ぶ子犬がどこから来たか、ということは、もしかしたら考えたこともなかったのかもしれません。

       

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      最後まで目をそらさずに、犬猫たちの現状に向き合ってくれたみなさんには、本当に感謝の気持ちです。

      五日市中の代表の生徒さんの挨拶は、「犬や猫も家族と同じ」というフレーズが印象に残りました。センターで暮らすすべての犬や猫が、強いきずなで結ばれた家族の一員に迎えてもらえる日が来ることを、(そもそもセンターに収容される犬や猫がゼロになることを)願うばかりです。

       

       

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      posted by: npo-spica | いのちの教室 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      いのちの教室 in 広島女学院高等学校
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        広島女学院高校での「いのちの教室」は4年目、4回目になります。

        毎年、「キリスト教強調週間」に、各クラスの生徒さんたちが、自分たちの学びたいテーマを決めて、講師へ依頼の電話をかけてきてくれます。段取りなどもすべて生徒さんで行い、当日も出迎えから見送りまで、担当になった生徒さんが丁寧に対応してくれます。

         

        中学校・高校での「いのちの教室」はベースは同じ内容ですが、少し表現を変えたり、高校生にはより多角的な視野を持ってもらえるように、スライドも変更しています。女学院の生徒さんには、動物たちの現状を伝えるだけでなく、どうしたら現状を変えられるか、そして社会全体の意識を変えていくために必要なことなどをお話ししました。

         

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        クラスのみなさんで集めてくれた支援物資。

        一人では大きなことはできなくても、小さな力をたくさん集めれば、大きな力になるはずです。

         

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        しゃべりすぎて、質問の時間が短くなってしまったのが本当に申し訳なかったのですが、みなさん興味をもって聞いてくれたと思います。みなさんには、冬休みのボランティア案内をお渡ししましたので、きっとたくさんの生徒さんが参加してくれることと思います。

         

        実はこの日、講義の前に、2年生の生徒さんから、寄付を贈呈していただきました。

         

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        というのも、先日の女学院高校文化祭で、2年D組の皆さんが、「ボランティアカフェ」を企画してくださり、そこでの収益を寄付としてSPICAに贈呈しようということになったそうです。

         

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        カフェには、動物たちの現状を伝える丁寧な展示がありました。

        「動物はただかわいい対象じゃない。命を扱うことにの重大さを考えてほしい」というメッセージが胸に響きました。

         

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        楽しい雰囲気の文化祭の中でも、こうして社会のために「何かしたい」と考えてくれる高校生の存在は、とても心強く、うれしい気持ちになりました。

         

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        女学院高校には、動物たちの問題に継続的に関心を持ってくれる生徒さんがたくさんいます。

        イベントに来てくれたり、大学進学後も動物の問題に取り組んでくれたり、彼女たちが努力して身に着けた知識や経験を、動物たちのために使いたいと思ってくれる生徒さんたちです。

         

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        私ももともとは「自分には何もできない」と思っていました。

        でも一歩踏み出せば、できることはたくさんあるし、しなければいけないことがたくさんあったことにも気づきます。

        これからも若い力を集結すべく、SPICAも頑張っていきたいと思います!

         

         

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        posted by: npo-spica | いのちの教室 | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        いのちの教室 in 広島市立瀬野川東中学校
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          今年で4回目となる瀬野川東中学校での「いのちの教室」

          今日から急に寒くて、体育館は少しひんやりとしていました。

           

          先日、環境省から平成29年度の新しい「犬猫の引き取り状況」と殺処分数などのデータが発表になったので、今日からデータを入れ替えていきました。

          詳細はこちら

          https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

           

          年々、犬や猫の殺処分数は、数値の上では減ってきていますが、それ以上に複雑な問題が発生していることなど、広島の現状を説明するなかで、考えてもらいました。殺処分ゼロはうれしいこと、だけど数字がゼロになっただけでは、決して終わりではないこと、考えれば考えるほど、どうしたらいいのか分からなくなりますが、人間の力で解決していかなくてはいけない問題です。

           

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          今日は少し多めに時間をいただいていたので、ついつい長く話してしまいました。

          生徒さんたちも少しお疲れの様子?と思いきや、質問タイムにはたくさん手が挙がりました、

           

           

          海外でも殺処分はありますか?

          犬のしつけで大切なことは何ですか?

          どうして殺処分するんですか?

          犬や猫以外でも殺処分されますか?

          狂犬病は日本にもありますか?

          飼い犬に咬まれたことがあり、その後、少し怖いと思ってしまします。どうしたらいいですか?

          猫も咬みますか?

          などなど・・・

           

          (ちゃんと答えられる質問で良かった…)と安心しつつ、子どもたちの興味が色んな方面に向かっているので、とても楽しく回答させてもらいました。

           

          1時間の、ハードな講義を聞いた後、ここまで質問できる中学生は決して多くありません。どうしても心は沈んでしまいますし、かなり色々な情報を盛り込んでいるので、受け止めるだけでも大変だと思います。

          これだけの質問が次々に出てきたというのは、きっと普段からいろんなことに疑問を持ちながら生活されているんだろうな、と感じました。

           

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          今日も、代表の生徒さんの挨拶は感動的でした。

          「今日講義では、知らなかったことがたくさんありました。私たち人間の暮らしで、いろいろな仕事をしてくれたり、心の癒しになってくれる動物たちを大切にしたいと思います。まずは今日家に帰って、弟にこの話を伝えたいと思います。」

           

          「かわいそうだったね」と終わらせることもできますが、おうちに帰って「弟に伝える」というアクションを起こそうと思ってくれたことが、とてもうれしかったです。

           

          瀬野川東からは毎回、たくさんの生徒さんがボランティアに参加してくれます。

          この冬も、たくさんの生徒さんと再会できるのを楽しみにしています!

           

           

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          posted by: npo-spica | いのちの教室 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          いのちの教室 in 広島市立楠那中学校
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            11月最初の「いのちの教室」は、広島市立楠那中学校2年生のみなさんです。

            もともとは7月に予定していた「いのちの教室」ですが、直前に大雨災害が起きてしまい、延期になってしまっていました。

            夏休みにはたくさんの生徒さんがすでにボランティアに申し込みをしてくださっていたので、とても申し訳ない気持ちでしたが、ようやく今月、みなさんにお話を聞いていただくことができました。

             

            2クラスの生徒さんと、たくさんの保護者のみなさまが教室に集まってくださいました。

             

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            広島市では「心の参観日」という取り組みがあります。

            ざっくりと言えば、外部講師を招いて、色々な経験のお話を聞こう、という時間です。

            最近はたくさんの学校から、この「心の参観日」を利用して、講師の依頼を受けるようになりました。こうして保護者の方と一緒にお話を聞いていただく機会が増えてきて、本当にうれしく思っています。

             

            「新しい価値観」を作り出すためには、子供への働きかけはとても大切ですが、「今」を変えるのはやはり大人です。私自身がそうであったように、大人の方の中にも、動物の置かれている現状を知らないままの人がたくさんいます。

            子どもたちと一緒にお話を聞いていただくことで、家にいるペットのことを一緒に考えたり、これからペットを迎えようと考える家庭には、「本当に飼えるのか」を考えるきっかけになればと思っています。

             

            さて、楠那中学校での「いのちの教室」

            部屋に入ると、夏休みボランティアに参加してくれた何人もの女子生徒たちの顔が目に入りました。その表情から、とても心待ちにしていてくれたことが分かります。

            悲しい話を聞いてもらわなければならないという残念な気持ちもないわけではありませんが、私は「いのちの教室」や「中高生ボランティア」を通して、多くの子どもたちの強さを知りました。彼らはほとんど涙を流しませんし、目も背けません。しっかりと現実に向き合うのみです。ですから、私はいつもどおり「現実」をありのままに伝えますし、子どもたちも感情に流されることなく、しっかりと受け止めてくれます。

             

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            最後に、代表の生徒さんが挨拶をしてくれました。

            「今日学んだことを、普段の生活にも生かしたい」

            何気ない言葉ですが、私が「いのちの教室」で一番伝えたいメッセージを、彼らが日々の暮らしで意識してくれるなら、それは「かわいそうな犬や猫を助ける」だけでなく、それ以上のものを作り出すことになると思います。

            「声を持たない存在に耳を傾ける」

            言葉を発さないのは、犬や猫だけではありません。私たちのまわりには、自分の思いをうまく伝えられない人や、我慢している人、さみしい気持ち、悲しい気持ちの人がきっといます。その人たちの心に寄り添い、理解し合う力を子供たちが持ってくれれば、ちょっと壮大になりすぎるかもしれませんが、世界は変ると思うのです。

             

            また楠那中学校のみなさんと冬休みボランティアでお会いできることと思います。

            年末、寒い中での活動になりますが、また一緒に頑張りましょうね!

             

             

             

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            posted by: npo-spica | いのちの教室 | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            いのちの教室 in KTCおおぞら高等学院・広島市立城山中学校
            0

              今月3校目は、KTCおおぞら高等学院広島キャンパスでの「いのちの教室」です。

              昨年に続いて2度目の開催でしたが、約30名の生徒さんが集まってくれました。ボランティアを希望してくださる生徒さんも多く、私たちもとても楽しみにしていました。

               

              今回の講師は道田先生。

              命の始まりから終わりまでを「時間」という視点で考えていきます。

              若い時は何かと悩み、苦しみ、もがきながら生きていくものですが、残念ながらその中で、命を落としてしまう人がいます。

               

              IMG_6102.JPG

               

              「いのちの教室」は、動物の現状を伝え、動物の命を考えてもらう講座です。ただそれは同時に、弱いものへ視線を向けることでもあり、言葉を持たない存在への思いやりを育むことでもあります。他者を認め、尊重し、助け合うことは、言葉を持つ人間同士でもとても難しいことですが、人間関係が希薄になっている今、とても大切なことだと考えています。

               

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              KTCで「いのちの教室」を聞いてくれた生徒さんの中に、「地域猫活動に関わっている」と教えてくれた子がいました。広島市内でもたくさんの地域猫活動が広まっている中で、こうして若い世代が一緒に活動してくれているのは、とても嬉しいことです。

               

               

              今月4校目は、広島市立城山中学校です。

              3年ぶり2度目の開催です。

              全校生徒さんと保護者のみなさんもたくさん参加してくださいました。

               

              IMG_9790.JPG

               

              この日、私たちと一緒に同行してくれたのは、城山中の卒業生、岡本さん。

              彼女は小学生のころから「猫の一時預かりさん」として、活動に参加してくれていました。彼女が育て、新しい家族へ送り出してきた猫は片手では足りません。その後も愛護センターでのボランティアにも積極的に参加し、今は高校生の友達も引き連れて、活動の輪を広げています。

              そんな彼女が一緒に体育館に入ると、後輩たちはなにやらザワザワ…。

              それもあって、生徒さんたちは、動物たちのお話しをとても身近に感じてくれたようです。

               

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              深くうなづきながら話を聞いてくれる女の子たち、私の発した問いに、難しい顔で考えている男の子たち。話していると、少しずつ彼らの関心がこちらへ近寄ってくるのが分かります。

               

              「もっと楽しい話ができればよかった」

              生徒たちの顔を見ると、いつも思います。

              犬と暮らす楽しさ、猫のすばらしさ、話すことはたくさんあるけれど、やはり今、子供たちに知ってもらいたいのは、私たち人間が動物たちに強いていることです。

               

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              最後に、生徒代表の男の子が、素晴らしい挨拶をしてくれました。

              「広島県の殺処分ゼロは解決ではないことを知った。広島が変わるためには、今日、この話を聞いた自分たちがまず変わっていきたい」

               

              「いのちの教室」は直接犬や猫を救う活動ではありません。しかし、こうして若い人たちが時代を変えて行ってくれるという希望があるうちは、しっかりと続けていきたいと思っています。

               

               

               

              「いのちの教室」開催校募集中

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              posted by: npo-spica | いのちの教室 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              いのちの教室 in 広島市立白木中学校&広島市立亀山中学校
              0

                10月3日、広島市立白木中学校にて「いのちの教室」を開いていただきました。

                7月の豪雨災害のあともまだ生々しく残る白木の町の中を抜け、初めての白木中学校に到着しました。

                白木中学校は自然に囲まれ、とても静かな場所にあり、全校生徒合わせて約130名と、小さな規模の学校です。

                 

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                体育館で生徒さんが入ってくるのを待っていると、テニスボールのついた椅子を持った生徒たちがずらずらとやってきました。3年生のようです。先生が「静かに」と言わなくても、誰もおしゃべりもせず、自分たちで位置を決め、整列していく姿には驚きました。続いて入ってきた1・2年生も、3年生にならい、静かに座って待ってくれました。

                 

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                お話を聞いてもらった50分間も、真剣さは変わりませんでした。

                犬や猫などペットを飼っていると手をあげてくれた生徒さんがたくさんいたので、つらくなったり、悲しくなったりした生徒さんもたくさんいたと思います。それでも顔を背ける生徒さんは一人もいませんでした。

                 

                私が中学生だったころ、同じ話を聞いたらどんなふうに感じただろうか。といつも考えます。

                きちんと向き合うことができただろうか、ボランティアに参加しただろうか。

                もちろん答えは分かりませんが、それでも今の子供たちの勇気には、いつも感心します。

                 

                20181003_181006_0021.jpg

                 

                最後に、生徒代表の挨拶をしてもらいました。

                中でも印象的だったのは、「人が人を傷つけてはいけないように、私たちは動物たちも傷つけてはいけない」という言葉です。短い時間の中で、こうした核心に触れるメッセージを受け取ってくれたことは、本当にうれしく、感動的でした。

                 

                 

                翌日、10月4日は、広島市立亀山中学校にて。

                こちらはPTCが主体となって開催をしてくださり、昨年に続き、2度目の「いのちの教室」でした。2年生約200名と、たくさんの保護者の皆様にも参加していただきました。

                 

                昨年と同様、お話しの前に、児玉小枝さんの写真展を見ていきます。

                これは、亀山中学校に通う生徒さんの保護者でもありSPICAのメンバーでもある方が、児玉さんからお借りしているもので、今年もたくさんの印象的な写真が並びました。

                 

                S__31416382.jpg

                 

                お昼休みを終えて体育館に集合した生徒たちは、順番に写真展を回っていきます。

                席に戻ってきた生徒たちは、これから始まるであろう話の内容を予感したようで、少し神妙な面持ちに。私もあえて気持ちを緩めることなく、動物たちにまつわる問題を投げかけていきました。生徒さんたちは一様に困ったような表情です。

                 

                S__31416361.jpg

                 

                とはいえこれらには、今すぐ有効な、正しい答えはありません。

                それは、これから私たちが探していかなければいけないものです。

                 

                講義が終わって、PTCの保護者の方とお話しすることができました。

                「とてもつらかった」と。

                確かに、子どもたちよりも、大人の方が、現実に向き合うには勇気がいるのかもしれません。でも、「子どもと一緒に話したい」とおっしゃってくださったので、さらに発展的な教育につながっていくなぁと嬉しい気持ちになりました。

                 

                「いのち」について、とかしこまって言われても、あまりに大きなテーマ過ぎて、何をどう伝えたらいいのか分からないと思います。学校でも同じです。「命を大切に」と口で言うことはできますが、ではどうすることが「大切にすること」なのか、生きていること=大切にしていること、なのか。答えも出ないし、伝えられない問題です。

                 

                ですが、親子がそろった時間に、「動物の現状」について話し合うことならできると思います。

                家庭にペットがいればなおさら。その子を最後まで大切に守るために、親子でしなければいけないことは何か、一緒に考えることで、立派な「命の教育」になると思います。

                 

                この2校はどちらも、保護者の方から学校への、積極的な働きかけによって実現しました。

                ぜひ皆様の学校でも、「いのちの教室」を開催してみませんか。広島県内、どこでも無料でお話をさせていただきます。

                資料を見ていただくだけでも構いませんので、ぜひお問い合わせください。

                 

                 

                *********

                 

                誰も悪気があるわけじゃない。

                殺処分のこと、悪質な繁殖業者のこと、お店で売られる子犬たちのこと、どれもただ「知らない」だけ。

                ですが「知らない」というだけのことが、どれだけ残酷な結果を生み出しているか。

                そして「知る」だけで、どれだけの命が救われるか。

                これからも、一人でも多くの人へ、動物たちの声を届けたいと思っています。

                 

                **********

                 

                 

                 

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                posted by: npo-spica | いのちの教室 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                いのちの教室 in 広島県瀬戸内高等学校&第一学院高等学校
                0

                  9月は珍しく、高校での「いのちの教室」が2校、開催されました。

                   

                  瀬戸内高校は、私が普段勤務する学校のひとつ。

                  毎年、「いのちの教室」を開催してもらい、今年で3年目。

                  いつも、たくさんの生徒たちがボランティアにも参加してくれています。

                   

                  2年生全員が入るとかなり体育館も狭そうですが…

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                  50分という時間は、話す側にはあっという間の時間ですが、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。

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                  片づけていると、「ボランティアに参加したい」という女子二人が声をかけてくれました。

                  こうしたアクションが一番うれしい瞬間です。

                   

                   

                  その後、各HRでも、ボランティアに参加したいという生徒が何人も問い合わせてくれたようで、とっても頼もしい気持ちになりました。

                   

                  そして、授業に行くと、さっそく缶バッジを胸に付けた生徒たち(笑)

                  なにげなくペンケースについていたり。

                  廊下ですれ違う生徒の体操着カバンにも。

                   

                   

                  小さな変化とアクションが、未来を変える。

                  そう思える風景でした。

                   

                   

                  2校目は、第一学院高等学校

                  初めての開催ですが、「いのちの教室」と一緒に、ワークショップにも挑戦してくださいました。

                   

                   

                  いつも話し慣れている「いのちの教室」ですが、前に座っている女の子たちの目に涙が見えた時、「ああ、自分はとても悲しい話をしているんだ」と改めて感じました。

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                  「動物を飼っている」と手を挙げてくれた生徒は、半数くらいだったと思います。

                  だからでしょうか。全員がとても真剣に聞いてくれているのがよくわかりました。メモを取りながらも、殺処分の場面では、みんな手が止まり、画面を食い入るように見つめていました。

                   

                   

                  後半はワークショップ「こんなときどうする!?動物あるあるシチュエーションクイズ」

                  20180930_181001_0007.jpg

                   

                  公園で子猫を拾ったら?

                  迷子の犬を見つけたら?

                  犬を飼い始めたけれど、全然いうことを聞いてくれない!

                   

                  誰でもが遭遇する可能性のあるシチュエーションを用意し、グループになって、どうすればよいかを話し合ってもらいました。

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                  最初は何から考えたらいいのか分からない様子でしたが、少しずつ意見も出るようになり、最後は良い意見をまとめることができました。やっぱり犬や猫を飼ってる生徒のいるグループは強かったですね(笑)

                   

                   

                  2時間の長丁場でしたが、生徒さんたち最後まで一生懸命、動物の問題に向き合ってくれました。

                  最後にお渡ししたアンケートと感想文も、熱心に書いてくださっていた様子で、読ませてもらうのが楽しみです。

                   

                   

                  さあ10月は中学校3校、高校1校、大学1件、一般1件と、たくさんの方との出会いが待っています。

                  まだまだ頑張ります!

                   

                   

                  「いのちの教室」開催校募集中

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                  posted by: npo-spica | いのちの教室 | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  いのちの教室 in 広島市立観音中学校・広島市立段原中学校
                  0

                    9月5日(水)には、「いのちの教室」が2校ありました。

                    広島市立観音中学校と、広島市立段原中学校、どちらも初めての学校です。

                    この開催のために、保護者の方が学校へ働きかけをしてくださり、実現しました。最近は、こうして保護者の方が頑張ってくださることが多く、本当に感謝しております。

                     

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                    そしてこの2校とも、「心の参観日」ということで、保護者の方にもたくさんお越しいただきました。

                    もちろん、未来の子どもを育てていくことは大切ですが、やはり「今」を変えられるのは大人です。そして、おうちに帰って、一緒に話していただければ、なお理解や関心が深まると思います。

                    暑い中、お話を聞いてくださったみなさま、ありがとうございました。

                     

                    まず、広島市立観音中学校、600名の生徒さんにお話を聞いていただきました。

                    たくさんの生徒さんがいるとは思えないほど、静かにお行儀よく整列されていました。

                     

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                    観音中は、普段から「絆」を意識して、学校生活を送ることを目標にされているとのことでした。

                    犬や猫とはいえ、「家族」として大切にされている命もあれば、誰の目にも触れず、殺処分されている命もある。生徒さんの命がもっともっと輝くためにも、弱い者の立場に立ち、彼らの声を聞いてほしいと願っています。

                     

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                    広島市立段原中学校は、2年生の生徒さん約140名に聞いていただきました。

                    体育館には、優しい風が入り込み、思ったほどの暑さもなく、みなさん集中して聞いてくれました。

                     

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                    この日、講師を勤めたSPICAのメンバーは、140名という大規模な会は初めてで、やや緊張気味。事前準備では、何度もリハーサルを重ね、この日を迎えました。

                     

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                    SPICAはいわゆる動物愛護団体ですが、犬や猫の保護を最小限にして、教育・啓蒙活動に力を入れています。

                    動物をとりまくあらゆる問題の解決を考えるとき、一番大切であり、同時に一番やっかいなのが、「人間」です。犬や猫を捨てる人、飼い方を知らずペットを苦しめている人、商売のために劣悪な環境で増やす人、えさをあげるだけで必要な世話をせず望まれない命を増やす人、助けたつもりがきちんとお世話ができない人、お店の利益が減るのが嫌で動物の命を粗末にする人、自分の利権を守るために法律の改正に反対する人…。

                     

                    殺処分も、多頭飼育崩壊も、悪質な繁殖業者も、すべて人間の問題なのです。

                    だからこそ、犬や猫ではなく、人間に目を向けなければ、これらの問題は解決しません。

                     

                    この日、今まで届かなかった動物たちの声を受け止めてくれた人がたくさんいます。

                    この人たちの心に小さな変化をもたらし、それが何かのアクションにつながり、社会全体の意識が変わっていくことが、SPICAの願いです。

                     

                    これから秋は、「いのちの教室」が続きます。

                    一人でも多くの人に、動物たちの声を届けていきたいと思います。

                     

                     

                    「いのちの教室」開催校募集中

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                    SPICAでは、「いのちの教室」を開催してくださる学校・グループを募集しています。

                    広島県内、どこへでも出張講義をいたします。

                    動物の問題について、一緒に考えてみたい、子供たちに命についての教育をしたい、とお考えの方、ぜひお問い合わせください。

                     

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                    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 15:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    VET'S-えひめ主催 「人とペットの良い関係」にて
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                      先週のことですが…

                      VET'S-えひめ主催の講演会「これからの日本ー人とペットの良い関係」にてお話しさせていただきました。

                      副題は「命の教育について考える いま子供たちに何を伝えるべきか」です。

                       

                      もともとは毎年、愛媛の開業獣医さんが西山ゆう子先生を講師として招かれ、続けられていた講演会。今回は「命の教育」とのことで、お声掛けいただきました。

                      これまで「いのちの教室」で子供たちへのお話はたくさんしてきましたが、こうした講義は初めてのことで、何を話したらよいやら…。悩みましたが、今SPICAが取り組んでいる活動を紹介し、悩みや成果などを共有させてもらおうと考えました。

                       

                       

                      第1部は西山ゆう子先生のお話

                      「人と動物が共存する社会を、アメリカから学ぶ」

                      アメリカで行われている「悪い行為をやめさせる」「良い行為を広める」、の両方の視点からの活動を紹介していただきました。

                       

                      アメリカのTLC(Teaching Love and Compassion)教育については、中高生に保護犬のトレーニングをさせるプログラムがあるとのこと。SPCA(動物虐待防止協会)という大きな団体が取り組んでいる活動です。

                       

                      アメリカにも子供を取り巻くたくさんの問題。いじめ、ドラッグ、DV、窃盗などなど…。

                      犬のトレーニングを通して、愛情、忍耐、責任、思いやりなどを身につけるプログラムになっているそうです。

                       

                      西山先生のお話を聞いて、いつも「アメリカはすごいなぁ」と思うところは、どんな取り組みにも必ず専門家がついていて、指導のもとに行われていることです。獣医師、看護師、トリマー、トレーナーなど、それぞれのプロが意見を出し合って、動物の福祉を支えているんですね。

                       

                      また動物虐待についても、詳しく解説がありました。単に暴力をふるうことだけが虐待ではなく、ネグレクトや精神的な虐待などについても詳しく説明を聞くことができました。

                       

                      先生が最後にまとめられた日本の課題は、ACO(Animal Control Officer)が機能していないこと。(私たちがアニマルポリスと呼んでいるもの)すぐに現場に行ったり、緊急保護することができません。また、きちんと世話をされていないネグレクトの動物たちもなかなか保護できないことが、大きな問題であるとのことでした。

                       

                      人間のために、様々な形で働いている犬たち、癒しを求める人間に安らぎを与えてくれる猫たち。人間と動物の良い関係を考えるとき、やはり「悪い行為を取り締まる」「良い行為を広める」の両方を同時に進めていかなくてはいけないと思いました。

                       

                       

                      さて、第2部が「日本の現状”命の授業”の取り組み」です。

                      お話させていただいた内容は、次の通り。

                       

                       屬い里舛龍擬次彈汰について

                       ・小中学校の道徳と「いのちの授業」

                       ・講義内容(気を付けること)

                       ・児童・生徒たちの感想

                       ・発展的取り組みの紹介

                       ・導入までの難しさ

                       ・現在の課題

                      ◆崙以体験ボランティア」実践について

                       ・実施内容

                       ・活動の終わりに伝えること

                       ・実施の難しさと課題

                       ・強く関心を持つ生徒の傾向

                      「命の教育」とは

                       ・命とは?

                       ・「命を大切に」

                       ・人間の責任

                       

                      それぞれ、「いのちの教室」と「動物体験ボランティア」を行いながら、気を付けていることや、課題などについてお話ししました。改めてこうして自分たちの取り組みをまとめてみると、まだまだ改善点が多くあることに気が付きました。

                       

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                      「命の教育」と口で言うのは簡単ですが、何をどう伝えることが命の教育なのか。

                      長々考えた結果、私の今の結論はこんな風にまとめてみました。

                       

                      「命の教育」というと、「命の大切さ」という言葉で、優しい気持ち、思いやりをはぐくむことにとらわれがちである。もちろんそれらが大切なのは言うまでもないけれど、動物をキーワードにしたとき、忘れてはならないのは「人間の責任」ではないだろうか。

                      多くの子供たちが、「命の大切さ」を連呼しなくても、犬猫の殺処分に心を痛め、涙を流し、やさしい心はしっかりと持っている。ただ彼らもやがて大人になり、社会全体に足りないのは「責任」である。

                      動物の命を通して、単に「かわいそう」ばかりを強調するのではなく、\気靴知り、⊆臑療に考え、N匹ち択をし、す堝阿垢襪海箸必要なのだ。つまり、大人の私たちも含め、日々、自分にできることを考え、より良く生きることが、「命を守ること」に他ならない。

                       

                      会場のみなさんがとても真剣に聞いてくださったので、1時間の講義もあっという間に終わり、思った以上にしっかりお話できたことに安心しました。(うまく話せないんじゃないかという不安がかなり大きかったので…)

                       

                      第3部はパネルディスカッション

                      ここでは、コーディネーターの三好紀彰先生とドッグトレーナーの首藤まゆみ先生も加わって、会場からのご質問などをお受けしました。

                       

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                      西山先生のパートでも感じたことですが、やはり動物福祉を向上させたり、子供たちへの命の教育を進めていくときに、大切なのは横の連携。同じ動物にかかわる人でも、立場が違えば、全く違うものが見えています。学校だけでもできないし、獣医さんだけ、トレーナーさんだけよりも、やはりそれぞれが協力したほうが、よりスムーズに、よりよいことができると感じました。

                       

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                      なかなか垣根を飛び越えて協力関係を築くことが難しい社会ですが、VET'S-えひめの先生方から、その必要性と希望を教えていただきました。不安交じりで臨んだ講演会でしたが、素晴らしい先生方との出会いによって、新しい視点と希望が見えてきました。

                       

                      まだまだ、これからもやらなければいけないことはたくさんあります。

                      人間と動物が豊かに共生する社会をめざして、これからも一緒に頑張りましょう!

                       

                       

                       

                      「いのちの教室」開催校募集中

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                      SPICAでは、「いのちの教室」を開催してくださる学校・グループを募集しています。

                      広島県内、どこへでも出張講義をいたします。

                      動物の問題について、一緒に考えてみたい、子供たちに命についての教育をしたい、とお考えの方、ぜひお問い合わせください。

                       

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                      posted by: npo-spica | いのちの教室 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |