Search
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM
春休み動物体験ボランティア 第4弾
0

    呉市動物愛護センターへやってきました!

     

    今日の参加は、広島市立八幡小学校、広島市立戸坂中学校、広島市立己斐上中学校、広島市立大洲中学校、広島女学院高等学校、広島県瀬戸内高等学校から12名です。

     

    本日の男子は、2/12人

    さみしいですが、大学生は4/5が男子だったので、まぁまぁのバランスです。

     

    サポートしてくれたのは、広島女学院大学「小さな命と向き合おうわんにゃんプロジェクト」と、広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」の大学生です。

     

    まずはじめに、注意事項です。

    呉市動物愛護推進員の増本聡さんに、ボランティアにおける細かい留意点などについてお話ししてもらいます。

     

    0327a.JPG

     

    そこから施設の見学です。初めて来る生徒には、必ずこの見学と説明を聞いてもらい、ここがどういう場所なのか、どんな犬や猫が収容されているのかを知ってもらいます。

     

    0327i.JPG

     

    ここからはグループに分かれて作業をします。

    まず、第1グループは、お散歩です。(ローテーションで、すべての作業を体験してもらえるようにしています)

     

    0327d.JPG

    まずは静かに、犬たちとあいさつ。

    人間を怖がる元野犬や、野犬の子供たちも多いため、大きな声を出したり、強引なスキンシップは禁物です。

     

    0327g.JPG

    増本さんが、犬たちの性格や、散歩の仕方を教えてくれます。

     

    0327f.JPG

    念のため、ダブルリードでお散歩します。

    犬はとっても賢い動物。初対面の子供たちの言うことなど聞くはずもなく、目の先にはいつも増本さん♡普段からお世話をしてくれる人が一番大好きなのは、言うまでもありません。

     

    0327t.JPG

    人付き合いの良い梅子さん。初心者とも上手に散歩してくれます(笑)

     

    0327e.JPG

    この写真、なかなか素敵でしょう?

    SPICAのボランティアには、実は陰ながら、たくさんの大人のスタッフが協力してくれています。いつも集合写真にもうつらず、「撮る係」に徹してくれているYさんは、子供たちと犬たちとの、こんなあったかい写真を撮ってくれます。

    もちろん、モデルさんもGOODです!!

     

    0327h.JPG

    「交代するよ〜」と声をかけると、みんな、この広い敷地を走って戻ってきます。リードが絡まったり、後ずさりしてしまうワンコたちに戸惑いながらも、笑顔の絶えない散歩なのでした。

     

     

    第2グループはお掃除隊です。

     

    0327j.JPG

    犬たちが清潔な環境で過ごせるよう、丁寧にお掃除します。

     

    0327k.JPG

    お掃除中の姿をじっくり観察すると、日ごろ、おうちのお手伝いを良くしているかどうか、分かったりするものですね(笑)

     

     

    最後は恒例の子犬の体拭きです。

     

    0327b.JPG

    いつもはずら〜っと子犬が並ぶケージにも、今日は少し少な目でした。

     

    0327m.JPG

    とはいえ、けっこうな汚れ具合。うんちが足にこびりついたりしているので、丁寧に拭いていきます。

     

    0327l.JPG

    「犬はちょっと怖いかも…」と正直に告白してくれた男子高校生。

    少しずつ犬の扱いにも慣れてきて、最後はすっかり楽しかったとのこと。大学生の丁寧なサポートもあり、ひとつ壁を乗り越えました。

     

    0327o.JPG

    ちょこちょこ動く子犬の体を拭くのは、思った以上に大変です。シャンプーやブラシを使って、二人で協力してきれいに仕上げます。

     

    0327p.JPG

    SPICAスタッフには、学校の先生も多いため、子供たちとの偶然の再会もありました。

    山下「英語でお話ししてもいいんだよ〜」

    中学生「・・・」

    K先生の日本語の方がお上手なようです。

     

    0327s.JPG

    きれいにしてくれてありがとね〜のチュー!!

     

    0327q.JPG

    こちらは赤ちゃんの寝かしつけに挑戦している様子

     

    0327r.JPG

    あっという間に・・・

    あまりのかわいさに、カメラを持ったスタッフが集合(笑)

     

    そんなこんなで、あっという間の2時間でした。

     

    0327n.JPG

    最後の記念写真。

    数えてみると、総勢27人で参加していたみたいです。

    動物体験ボランティアという名前ではありますが、動物のため、だけではなく、この活動にはいろんな意義があるように感じています。

    わいわい言いながら、子供たちは勝手に他校の生徒たちと友達になり、中・高・大学生から大人まで、幅広い世代間の交流が生まれ、学校から飛び出して、社会全体で子供を見守り育てていく場でもあるからです。

    「楽しかった」という思い出の中に、「なぜ動物愛護センターが必要か」という疑問を少し混ぜて、彼らの胸の中にとどまってくれるよう、スタッフ一同、祈っています。

    posted by: npo-spica | ボランティア | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    春休み動物体験ボランティア 第2・3弾
    0

      23日・24日にも、中高生がたくさん集まってくれました!

       

      23日参加校

      広島県瀬戸内高等学校、広島翔洋高等学校、広島市立戸坂中学校、広島女学院高等学校、進徳女子高等学校から11名

       

      24日参加校

      広島県瀬戸内高等学校、広島翔洋高等学校、広島市立戸坂中学校、広島市立安西中学校から10名

       

      ちなみに、この2日間の男子率は、10/21でした!

      男子、健闘しています(笑)

       

      そして、今回サポートに入ってくれたのは、広島女学院大学「小さな命と向き合おうわんにゃんプロジェクト」と、広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」の大学生たちです。

       

      2日間のベストショットをまとめてどうぞ!

       

      0324b.JPG

      まずは注意事項

      犬を飼ったことのない生徒たちもたくさんいますので、ここは厳しく始めます。

       

      0324i.JPG

      お散歩道具

      うんちの取り方も、ちゃんと指導しております。

      ピンクの液体は、おしっこにかける消毒液です。

       

       

      0324gJPG.jpg

      犬の散歩をしているんですが、どう見ても、犬に散歩されているような…

       

       

      0324k.JPG

      こちらも、まぁまぁてこずってます。

       

       

      0324c.JPG

      こちらはお手本のような美しい散歩の様子です。

      一番左のイケメンさんは、広島で活躍中のシンガーソングライター神南昌一さんです。

      生徒たちと一緒にボランティアに参加してくれました!

       

       

      0324x.JPG

      2日とも、平和大通り沿いの散歩は、と〜っても気持ちのいい時間になりました。普段、なかなか外に出ることのできない犬たちに、ゆっくりと土の上を歩き、草や仲間の匂いを確かめさせてあげることができました。

       

       

      0324p.JPG

      忙しいので写真なんか構っていられない、はなちゃん

      散歩にすごく時間がかかりますが、お姉さんたちは優しく見守ってくれました。

       

       

      0324s.JPG

      本日も前のめり、ベティさん。散歩がとても上手なんです。

       

       

      0324v.JPG

      ちょっと耳を掻いてくれ!! byビート 

      生徒たちは何でもよく言うことを聞いてくれます(笑)

       

       

      0324dfJPG.jpg

      ポキ子ちゃんのこの笑顔を見てください!

      いつも大人気のポキ子は、散歩が、散歩だけが大好きです!

       

      0324deJPG.jpg

      お尻見せのローラと

       

      0324m.JPG

      男子高校生にひっついて、甘えるローラ

       

       

      0324n.JPG

      そして必ず割り込んでくる犬が…

      誰でしょうね〜

       

      0324a.JPG

      気持ちのいい散歩でした!

       

      0324r.JPG

      写真のフォーメーションでもめている図

       

      0324l.JPG

      上手にまとまりました。ファインは何か別のものを見ています…。

       

       

      屋内では…

       

      0324d.JPG

      本日の人気ナンバーワン まろちゃん

       

      0324w.JPG

      今日もカワイイ、まろちゃん

       

      0324t.JPG

      まろちゃんに戸惑う男子…

       

      0324u.JPG

      猫ルームは今日も大盛況です。

       

      0324j.JPG

      誰も来てくれず、ふれくされるはなちゃん

       

      イケメン神南さんの登場で、機嫌を直すはな。女の子なのね♡

       

      0324h.JPG

      おやつ大好きファイン。静止画がうまくとれるのはこの時だけ。

       

      0324z.JPG

      同じことでも、「おやつのお兄さん」がやると、こうなります。

       

      2日間、楽しみながら、動物たちの現状をお伝えできたと思います。

      生徒たちには、犬たちと少しでも仲良くなってほしいので、「犬たちに声をかけてね」と最初に伝えます。犬に話しかける、という、犬を飼ってる人なら当たり前のこの行動も、若い彼らにはなかなかハードルの高いもののようでした。

       

      それでも一生懸命、「はなちゃん、こっちに来て」とか「ビート、えらいね!」という生徒たちの姿は、なぜか感動してしまうものでした。やはり子供と動物は、無条件に良い組み合わせなんだと思います。

       

      いよいよ日曜日は、呉市動物管理センターへ!

      まだまだ頑張りますよ〜!

      posted by: npo-spica | ボランティア | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      春休み動物体験ボランティア 第1弾
      0

        ついに始まりました〜!

        春休み動物体験ボランティア

         

        今回は、70名定員のところに、なんと100名以上の生徒さんからのお申込みがありました。

        たくさんの人に関心を持ってもらえてうれしい反面、定員に入りきらず、約30名もの方をお断りしなければならず、本当に申し訳ない状況です。

         

        もちろん、こういった施設がいつかはなくなることが理想ですが、それまでは、こうして若い力がたくさん集まってくれるような働きかけを、これからも続けていきたいと思います。

        今回、参加できなかったみなさん、ぜひ次回も申し込んでくださいね!

        そして、参加が決まっているみなさん、しっかり頑張りましょう

         

         

        さて、春休み第1弾は、広島市動物管理センター

        参加した生徒さんは、広島市立戸坂中学校、広島翔洋高等学校、広島県瀬戸内高等学校から10名。サポートに入ってくれたのは、広島女学院大学「小さな命と向き合おうわんにゃんプロジェクト」、広島文教女子大学「Animal Happy Project」から4名の大学生です。

         

        ちなみに、本日の男子の割合は…

        2/15(スタッフ込み)

         

        男子諸君、頑張りましょう!

         

        0322f.JPG

        さて、前日からの雨もやみ、午後は気持ちよく散歩に出かけることができました。

         

        0322o.JPG

        もう3年もセンターで暮らす寅さん。町の中の散歩も慣れたものです。

         

        0322y.JPG

        何かを発見したジージー。ふんわり愛されキャラです

         

        0322w.JPG

        やっぱり飛び出し系で中学生を苦しめるファイン(笑)

         

        0322e.JPG

        ホールドして休憩中。前しか見てないです…

         

        0322z.JPG

        そして写真を撮ろうとおかまいでにおい続けます…

         

        0322a.JPG

        こちらは、お散歩大好きなはなちゃん。お取込み中です

         

        0322i.JPG

        すっきりした様子で、女子たちと一緒に笑顔〜♡♡♡

         

        0322b.JPG

        ベティさんもまだまだ現役です☆

         

        0322c.JPG

        連写の末、すごいキリッとできたローラ。

        こう見えて甘えん坊な女の子、お友達に囲まれてご満悦です♡

         

        0322g.JPG

        そしてマイペースを貫くポキ子。連休でおしっこを我慢していたこともあり、ちょっと体調不良気味でした。施設内ではいろいろと不満やら不安な表情の多いポキ子さんですが、外に出ると笑顔を向けてくれます。

         

        センターの外周をざっと2周、それでも約1時間半かかりました。

         

        散歩のあとは、1階犬舎のお掃除です。

         

        0322h.JPG

        大学生の指導もなかなかのもの。初めての作業も丁寧に教えてくれました。

         

        0322l.JPG

        ボビー「ちょっと遊んで行かんか〜?」の図。力が強いので、中高生に遊んでもらうことができませんが、とても人懐っこいので、こうして誘ってきます。この子たちは、体が大きい分、本当は誰よりも散歩が必要な犬たちです。ですが、誰でもがこの子たちを外に連れ出せるわけではないため、どうしてもここで過ごす時間が長くなります。

         

        0322m.JPG

        おとなり犬舎のエバオさんも、猛烈アピール。遊びたいけど、遊べないんよ…。

        この子たちが家庭犬として、愛されて暮らせる日が、一日も早く来ますように。日の光を浴びて、毎日、外で思う存分、駆け回らせてくれるような、そんな飼い主さんと巡り合えますように。

         

         

         

        0322j.JPG

        掃除のあとは、職員さんのお話を聞きます。「貴重な春休みに、センターに来てくれてありがとう」と、いつもと同じように、熱心に語ってくださいました。お尻が冷えるので、下には毛布を敷いています。

         

        0322k.JPG

        ドリームボックスへ続く通路へ立ってみます。生徒さんの感想文には「実際に来なければわからないことがいっぱいあった」と書かれていました。話を聞いて「知る」ことは大切ですが、その先の「行動する」ところまで進んでくれた生徒さんたちは、本当に素晴らしいと思います。

         

        最後に、2階の譲渡スペースにいる犬猫たちとの時間です。

         

        0322p.JPG

        猫派のみなさんは、迷わず猫部屋へ直行します〜

         

        0322r.JPG

        生後4か月の子猫たち。子猫らしく元気に遊びまくります

         

        0322q.JPG

        ベッタリ離れない、迷い猫の長毛チャトラさん。

        あまりのべたつきに、お姉さんも困り気味(笑)

         

        0322n.JPG

        ベランダで「待て」練習中のファイン。いつになく真面目な表情です

         

        0322u.JPG

        待ちきれず、じわじわ前に寄る…

         

        0322s.jpg

        広島市動物管理センターには珍しく、子犬がいました。人馴れ訓練中の子犬たち。

        広島市内では、ほとんど野良犬を見かけることはなくなりましたが、いったいどこから来たんでしょうね…

         

         

        0322x.JPG

        春休み動物体験ボランティア第1弾、けがもなく、無事に終えることができました。

        参加したほとんどの生徒たちが「また来たい」と答えてくれています。こうした輪がどんどん広まってくれるように、これからも頑張りますよ〜!!

         

        posted by: npo-spica | ボランティア | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        西山ゆう子先生よりお答えが届きました!
        0

          みなさん、お待たせいたしました!

          西山ゆう子先生より、みなさんの質問へのお答えをいただきました。

          とても丁寧に答えてくださっていますので、トークイベントに参加できなかったみなさまもぜひ、一緒に勉強してくださいね!

           

          【地域猫について】

          Q. 飼い猫メスとTNRメス猫の不妊手術は同じ方法ですか。放す猫に対して体に優しい手術はありますか?

           

          A. 手術は基本的に同じです。ただ、手術後にエリザベスカラーをすることがでませんし、患部を舐めるかもしれません。外での生活なので、患部が土や草と接触するかもしれません。数日、安静にすることもなく、翌日からジャンプしたり、走ったりするかもしれません。それらを考慮して、TNRのメス猫の不妊手術は、よりしっかりとした縫合糸を使い、皮膚の縫合をしっかりとするようにします。また、比較的長期作用のある抗生剤の注射投与をすることが多いです。

           

           

          Q. 地域猫のTNR時、痛み止め・抗生剤などした方がその子のためにはよいと思うのですが、どう思われますか?

           

          A. 痛み止めは、地域猫も、飼い猫と同様に、使用するべきだと思います。また、外で患部が土などと接触することを考慮して、より積極的に使用するべきだと思います。

           

           

          Q. TNMVTTRの最後のRが困難な場合はありませんか。定期的なワクチン実施を慣れていない子にも、その都度捕獲機などを使って行いますか。

           

          A. 外猫は、手術のために捕獲した時に、問題なければ、同時にワクチン接種を行いますが、その後、定期的に捕獲して、ワクチン接種をするのは、大変なのではと思います。捕獲機に入った猫を、ワクチン接種のためだけに、麻酔をかけるのはリスクも伴います。ある程度、世話人さんに慣れていて、ネットなどに入れて、病院まで連れてこられるのならば、麻酔をかけずにワクチン接種できます。

          捕獲した猫は、捕獲された場所に放します。その場所に放すことが、何等かの理由でできない場合は、地域住民の理解を得て、TNRという地域猫の本来の目的と、その活動を、地域住民に理解してもらうべきです。

           

           

          Q. アメリカの地域猫で病気ウイルスにかかった成猫はリリースしないことがありますか?リリースできない猫は誰がお世話しますか?

           

          A. 米国の場合、ウイルスキャリアを放すと、そこにウイルスが蔓延してしまうことを懸念することが多いです。陽性猫は安楽死する場合もあれば、陽性猫をフェンスで囲んだ、広い敷地内のみで飼育する場合もあります。あらかじめ地域猫をお世話する人たちで、方針を決めています。

           

           

          Q. 地域猫のアメリカと日本両国の実態について詳しく教えてください。(何歳以上の人間が何名以上。米国の地域猫は、そのかかわる人の中に必ず知識や技術がある専門家が必要など決まりはありますか)

           

          A. 特に大きな決まりはありません。専門家が必ず入っていることもありません。その地域により、かなり統一して、レベルの高い活動をしていることもあれば、手術後はあまりフォローしていないところもあります。日本同様、その地域によって、ある程度差があります。ただ、Alley Cat Allies のような、地域猫活動を具体的に指導、ノウハウを教えるような、専門家の集まった組織もあり、地域猫活動をする人たちが、学べる場所があります。

           

           

          Q. 猫の耳カットは痛そうに見えますが、カット後も痛くないのでしょうか?

           

          A. 多少は痛いと思います。麻酔から覚醒した後、耳をぴくぴくしたり、気にする猫がいます。なので、痛み止めを併用するべきです。しかし、だからといって、耳カットを辞めるべきとは思いません。再び捕獲機に入り、もう一度麻酔を打たれるほうが、よりストレスがあります。

           

           

          【不妊去勢手術について】

           

          Q. LAでは不妊去勢手術がとても安価と聞きましたが、日本はどうしてこんなに高いのでしょうか?どうしたら安くできるのでしょうか?

           

          A. ロサンゼルスでは、地方自治体が所有のクリニックで、安価に手術を行っている場合もあります。また、獣医師がボランテイア活動として、不妊去勢手術を行う場合もあります。日本でも、地域猫を中心に、ボランテイアの不妊去勢手術が始まっていると思います。

           

           

          Q. どうしても不妊去勢に同意されない方に、どのようなお話をすればわかってもらえますか?先生はどのようなお話をされていますか?

           

          A. 不妊去勢手術は、私の個人的な意見や見解だけではなく、全国的に、獣医専門家委員会や、地方自治体、動物福祉団体、および、ペットの予防医学の観点からも、勧められていること。なので奨励している。私たち獣医師は、不妊去勢手術さえしていたら、こんな目にあわなかったのに、という、悲しい症例をたくさん見てきているので、勧めています。

           

           

          Q. 大型犬も同じ月齢での不妊去勢手術がベストですか?

          A. 不妊去勢手術を施行する時期は、犬のサイズだけではなく、譲渡動物か、終生飼育している人に飼われているか、成長の度合い、ブリード、性格、飼育環境など、様々な要因を考慮して、総合的に判断します。

           

           

          Q. 犬の不妊手術は何歳まで可能ですか?3歳の子がいますが、これからやっても大丈夫でしょうか?

           

          A. 何歳という年齢ではなく、その犬の個体の健康状態、環境、他の要因によって決定します。主治医である獣医さんとよく相談してください。。

           

           

          Q. 行政に対して不妊手術の徹底(義務付け)の条例を作ってもらうための訴え方はありますか?

           

          A. アメリカは、殺処分を減らすための政策を考える上で、不妊去勢手術の義務化して、効果を発揮してきた。啓蒙活動だけで、ペットは減らないと多くの専門家が言っている。

           

           

          【動物病院について】

          Q. 獣医・動物病院を選ぶポイントを教えてください。

           

          A. 私が熱意を込めて書いた本、「いい獣医さんに出会いたい!」(ポット出版)の本をぜひ、読んでください!(笑)

           

           

          Q. 保護猫を譲り受けたときに、ワクチンをあまり勧められませんでしたが、(してほしくないような…)打った方がよいでしょうか?

           

          A. ワクチン接種は、その利点、欠点について、獣医さんとよく相談してください。基本、健康であるならば、接種をお勧めします。

           

           

          Q. 日米の獣医診療費の差を教えてください。

           

          A. 米国も日本と同様、自由診療ですので、病院や地域によって、差があります。ただ、基本は、予防や健康な動物へ行うサービス(ワクチン、不妊去勢手術、フィラリア予防)は、あまり高価にしない。病気になった時は、高価、というスタンスが米国にあります。

           

           

          Q. ペット保険について、どうお考えですか?

           

          A. 日本のほうが、ペット保険が普及しているように思います。保険は加入をお勧めします。

           

           

          【病気について】

          Q. 母猫から乳をもらっていないとそれが原因で病気になったりしますか?

           

          A. 母体からの移行抗体がないと、伝染病疾患にかかりやすくなります。

           

           

          Q. 動画で同じ部屋にたくさんの猫がいましたが、猫風邪を引いている子と同じ部屋で保護しても大丈夫ですか?

           

          A. 猫風邪は伝染病です。同居すれば、伝染してかかる可能性が高くなります。

           

           

          Q. 複数の猫を保護する時、エイズ白血病の検査をどのタイミングですべきですか?またどの程度、細かく隔離すべきですか?

           

          A. 猫白血病ウイルスと接触してから、検査で陽性と出るのに、1か月かかります。猫エイズウイルスの場合は、2か月かかります。よって、昨日保護した野良猫を、今日テストしても、陰性の場合は、その後陽性になる可能性があります。ただし、陽性の場合は、早く判明してよかったね、となります。保護猫が、外をさまよっていたのか、センターから来たのか、1匹だけで飼育されていて、遺棄されたのか、など、その猫の保護状況によって、決定するべきです。エイズ、白血病は、空気感染しませんが、直接接触することで感染します。感染経路、伝播方法は、判明していますので、隔離の仕方、方法、必要性など、獣医師と相談するべきです。

           

           

          【マイクロチップについて】

           

          Q. マイクロチップは安全なのは確実ですか?

           

          A. 10万匹に1匹くらいの確率で、装着患部が、腫瘤になるという報告があります。

           

           

          Q. 地域猫のマイクロチップの目的は何ですか?

           

          A. 個体識別です。自由に外で暮らしているので、他の地区に移動するかもしれません。その場合、マイクロチップが入っていれば、もとの世話人さんが判明し、その他の病歴も判明できます。

           

           

          Q. マイクロチップをもっと普及すべきだと思いますか?また付けることを愛護団体や獣医師がもっと勧めていくべきだと思いますか?

           

          A.安全で、比較的安価で、世界中のペットたちの多くが恩恵を受けています。ただ、チップ番号を登録しないと機能しません。そして、その登録が、獣医師会が管理していること、チップが入っていても、読み取り機を所有していないので、地方自治体で保護しても、機能しない、と懸念する人もいます。私は、個人的に、そのような問題がありながらも、チップの装着率が上がれば、やがて社会に受け入れられていくと思っています。

           

           

          【多頭飼育について】

           

          Q. 多頭飼育崩壊出身の動物は具体的にどのような状態ですか?

           

          A. その多頭飼育の現場により、差はあります。一般的に、低栄養、過密飼育による慢性のストレス、寄生虫の寄生、鼻風邪などの慢性の伝染病、慢性の下痢、汚い環境での飼育による皮膚病、そして、動物が人に慣れていない、など。

           

           

          Q. 心に傷を負った動物たちは、ある程度回復することはありますか?

           

          A. ありますよ!

           

           

          Q. アメリカには多頭飼育にならないためのシステムがあるとおっしゃっていたかと存じますが、そのシステムについて具体的な詳細を教えてください。

           

          A. 完璧なシステムはありません。法律によって、ある程度規制しています。一度、多頭飼育をした人は、動物虐待の罪に問われ、罰金や実刑だけではなく、カウンセリングといった心のケアもするように裁判所から命じられます。また、多くの場合、生涯を通して、2度とペットを飼ってはいけないなどの、制約がつきます。多くの自治体では、複数のペットを飼う時は、届け出が義務となっています。届け出た多頭飼育の飼い主は、アニマルポリスから、定期的な訪問チェックを受けて、悲惨な状況で飼育されていないか、絶えず監視されることになります。

           

           

          Q. 飼育崩壊の理由

           

          A. 様々です。多頭飼育している方が死亡したり、病気で入院したり、施設に入所したりがあります。また、近所や大家さんが発覚して、強制的に撤去されることに伴い、多くのペットが手放されることがあります。貧困になり、世話するお金がないケースもあります。

           

           

          【高齢者の飼育について】

           

          Q. 高齢者が入所する施設でもペットが飼えるように変えていくと高齢者も幸せになれますか?ペット化の施設を増やすために、何か良い案はありますか?

           

          A. ペットが好きな高齢者なら、ペットを飼育できる施設があれあ、よいですね。ただペットが嫌いな方もいれば、ペットを医学的な理由で飼うべきではない高齢者もいます(ぜんそく、アレルギー、免疫疾患など)。それゆえ、ペットを飼える施設と、飼えない施設の両方のニーズがあると思います。

           

           

          Q. 高齢で動物を飼育することについて、どのようにお考えですか?

           

          A. 賛成です。ただ、高齢者の方が、飼えなくなったり、死亡したりした時に、残されたペットのことを考えて、しっかりとした信託や、遺書、社会的なバックアップが必要だと思います。

           

           

          【法律について】

           

          Q. アメリカ国内における議員の中に、獣医師はどれぐらいいますか?構造的に則ち法律を変えていくことが、動物に対する問題解決・改善していくうえで不可欠だと考えます。アメリカの動物愛護に対する意識がとても高いのには、やはり関係がありますか?

           

          A. 詳しく調べた訳ではありませんが、獣医師の議員は、それほど多くないと思います。

           

           

          Q. 一般人が犬猫のためにより良い法律を作るためにできることはありますか?

           

          A. パブリックコメントは、市民の意見が反映できるすばらしい機会だと思います。

           

          Q. 日本の犬種ブームについて、どのようにお考えでしょうか。法の介入で制限できるのではないでしょうか?

           

          A. 例えば法律で、「大型犬を飼うな」などは、難しいですね。どんなサイズでも、どのブリードでも、しっかりと飼っている人がたくさんいます。法律で制限するのではなく、その人がしっかりと、一生責任を持って飼うことができるか、購入の時に啓蒙できればいいですね。また、法律ではなく、啓蒙活動で、流行にまどわされずに飼うモラルが普及できればと思います。


           

          【ペットショップについて】

           

          Q. アメリカのペットのイメージで「バースデーやクリスマスプレゼントに犬や猫」というのがあります。実際はいかがですか?

           

          A. はい、まだまだあります。よくない習慣ですね。ただ、啓蒙活動が進んでいて、減っていると思います。

           

           

          【保護・愛護活動について】

           

          Q. 保護活動にかかる負担分担のために、個人ができることは何ですか?

           

          A. 金銭で応援する(募金)。労力で応援する(ボランテイア)。そのほか、譲渡動物のインフォを拡散したり、などがあると思います。

           

           

          Q. 保護活動を続けていると入ってくる数に対して出ていく数が少ないので悩んでいます。どこまでやるべきでしょうか?

           

          A. 確かにそうですね。入ってくる数が減るように、元栓を閉める活動を、もっと広めるべきだと思います。具体的には、生産者の規制、不妊去勢手術。

           

           

          Q. 欧米などでは猫に対する対応がみな優しいような気がしますが、日本人は好き嫌い差が激しいように思います。猫を好きな人も嫌いな人も、猫を保護する気持ちを持ってもらうにはどうすればよいでしょうか?

           

          A. 猫嫌いな人に、猫を好きになってもらうのは、難しいと思います。米国にも、猫嫌いはたくさんいます。ただ、猫がその人に、迷惑をかけないような社会を作る必要があります。そういう意味で、地域猫政策は非常に慎重におこなわなくてはなりません。

           

           

          Q. 譲渡数を増やすためにはどのようにすればよいでしょうか?意識改革は必要ですか?

           

          A. 難しいですし、安易に進めるべきではないと思いますが、シニア世代への譲渡をもっと改善する必要があると思います。何歳以上はダメというシステムから、信託や、飼い主死亡後のペットの引き取りの制度など、体制を広げて、シニアの方にもっと、ペットのいる生活を満喫していただきたいです。

           

          Q. シャーシャー猫をならす方法があれば教えてください。

           

          A. 室内の安全ない場所を提供する(静かなケージ)。フード、水、きれいなトイレ。やさしく声かける。無理に引っ張り出さない。猫から近寄ってきたら、やさしく撫でる。おもちゃやトリートなども併用する。などなど。。

           

          Q. 飼育環境が整っていても、猫がなついていない場合もボーダーになりますか?

           

          A. ホーダーとは、自分の能力以上の数の多数のペットを飼育して、環境状態が悪く、動物の状態も悪いもの。それゆえ、ちゃんとした環境で飼われているシャーシャー猫は、ホーデイングではありません。

           

           

          Q. 動物たちのために、大学生でもできることを教えてください

           

          A. 時間の提供―ボランテイア

          お金の提供―少しの募金。

          情報の共有―譲渡動物の数を増やすために、情報拡散に努める。

          預かりボランテイアになるー期間限定で、保護動物を飼育する。

          大学を卒業して社会人になったら。。ペットショップではなく、センターや愛護団体から、1匹、正式に譲渡してもらい、飼い主になろう。殺処分される運命の1匹を、一生飼うことは、最高のボランテイア活動!

           

          posted by: npo-spica | - | 00:21 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
          いのちの教室 in 祇園カトリック教会
          0

            今日は、祇園カトリック教会で、「いのちの教室」を聞いていただきました。

            会場には、中学生から年配の方まで、信者の方、地域の方、保護犬の里親さんになられた方など、たくさんのみなさんが集まってくださいました。

             

            紹介してくださったのは、繁殖現場からレスキューされた犬たちの保護活動をされている女性です。

            「いのちの教室」の中でも、いつも子供たちに伝えている「パピーミル」の問題に正面から取り組まれています。ですので、今日はそんなお話も多めに入れて、資料を作ってみました。

             

            そしてさらに、先日の西山ゆう子先生の講演会で得た知識(多頭飼育崩壊、ペットの高齢化など)もさっそく加え、内容もさらに盛沢山になりました。

             

            教会でお話しさせていただくのは初めてでしたが、みなさんが暖かく迎えてくださり、少し緊張もほぐれました。なにより、来場された方の席がとても近く、頷いてくださる方や、質問に答えてくださる方の表情が良く見えたことで、安心して話すことができました。

             

            0226a.JPG

             

            お話を聞いてもらうとき、「しっかり聞いてますよ」というサインを出してもらえると、話す側はとっても盛り上がってくるので、ついつい余計な話までしてしまいます(笑)

             

            *******************************************

             

            さて、大人の方へ向けて話している中で、先日読んだネットニュース記事のことを思い出しました。

            「知らせる」という活動をしている私たちが、色々と考えさせられることでした。

             

            犬猫の殺処分問題を特集した番組に対して、苦情が届くというものでした。

             

            「ペット愛好家の自分には、残酷すぎる内容なので、ニュースにすべきではない」

             

            その気持ちは、十分わかります。

            「かわいそうだから、見たくない、知りたくない」

            これまで、数え切れないくらい言われました。

             

            私は、現実だからと言って、何でもかんでも見せればいいと思っているわけではありません。

            人には人の心の都合というものがあって、心の準備ができている時なら受け入れられることでも、とっさのことだと混乱してしまうことは良く理解しています。

             

            なので、「いやだな」と感じられたのなら、それは申し訳ないと思います。

             

            ですが、わざわざテレビ局の連絡先を探し、そこへコメントを送るだけの行動力があるなら、動物が好きだと言うなら、見なくてもいいから、別のことにその力を使ってくれればいいのに、と正直思いました。

             

             

            また、パピーミルのことについて、「お店で犬を買うこと自体は悪いことじゃない」という人がいます。(これは総じて、「店で生き物を売るなんて!」という意見に反対する形で出てくる意見です。)

            確かに、お店で買っても、最後まで大切に家族として育てている人は、私もたくさん知っています。ですが、それは当たり前のことであって、問題はそこじゃないんです。

             

            お店にいる小さな子犬たちがどんな環境で生まれ、母犬たちがどんな場所で暮らしているか、お店は絶対に知らせません。

            想像を絶するような環境で、繁殖のみを強いられる生活です。

             

            「ちゃんとしてる人もいる」

            これもよく言われますが、本当にちゃんとしてる人なら、生後2か月にも満たない子犬を母犬から引き離し、段ボールに入れて、オークションに出すようなことはしないと思います。

             

            「犬が飼いたい」と思ったら、「ペットショップへ行く」

            日本では一般的なルートですし、その人たちは、悪気はもちろんなく、普通の、善良な人たちがほとんどです。

             

            ただ、その人たちは「知らない」だけです。

             

            ですが、「知らない」という、ただそれだけのことが、結果的に、犬のことをかえりみない悪質な繁殖業者を手助けしていることにつながっているとしたら、どうでしょうか。それは「仕方ない」ことでしょうか。

             

            いつも「いのちの教室」で提案するのは、お店の子犬には、母犬の写真を貼ればいいということです。糞尿で汚れた母犬の悲しい顔を見てもなお、買いたいと思うなら、そうすればいいと思います。

             

            お店で買った人を責めているわけではないんです。

            私も実際に、過去に犬をお金で買ったことがあります。

            ただ「知らなかった」んです。

             

            でも現実を知ったとき、自分が飼っている犬だけでなく、日本中にいる犬たちに申し訳ないという気持ちになりました。自分にできることはないか、それがこの活動の始まりでした。

             

             

            「知りたくない」という気持ちは、本当だと思います。

            私も知らなければ、どんなに楽だったか、と思うときがあります。

             

            ですが、やはり、知らなければいけませんよね。

            犬も猫も、言葉が話せないんです。

            誰かが、彼らの声を代弁しなければいけない。

             

            色んな事を思い出し、今日の祇園カトリック教会での「いのちの教室」を振り返りながら、「伝える」ということの意味や大切さを考えなおすことができました。

             

            ここ最近、一般向けの「いのちの教室」が続いて、学校だけでなく、やはり大人の方へもしっかり伝えていきたいと思うようになりました。これからそんな機会が増やせるよう、工夫してみたいと思います。

            posted by: npo-spica | いのちの教室 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            西山ゆう子トークイベント 講演の内容をまとめました
            0

              みなさま、お待たせいたしました。

              2月12日(日)西山ゆう子先生による講演のまとめができました。

              約2時間、みっちりお話しいただいた内容を、ざっとまとめさせていただきます。

               

              「これからの動物愛護について〜高齢化社会、多頭飼育崩壊の時代に向けて〜」

               

              ≪言葉の定義〜同じ言葉で話そう!〜≫

              普段私たちが何気なく使っている言葉について、改めてまとめていただきました。中でも注意が必要と思った言葉をいくつか。

              • シェルター

                動物の数が少なくても、自宅でも、保護動物が住む場所をシェルターと呼ぶ。

              • トライアル

                この期間の動物の所有権は動物愛護団体にある。

              • 里親

                人間の里親と同じように使うべきではないという意見もあり、正式な書類などは「譲渡」という言葉に置き換えるようになってきた。

              • 安楽死・病死・老衰・自然死

                殺処分ゼロ時代に向かう中で、医療ネグレクトの問題が出てくるはず。その際、死因をはっきりさせることは大切。

               

               

              ≪多頭飼育崩壊≫

              日本では、高齢化が進む中、多頭飼育崩壊に対する制度を整えることが急務である。

               

              • 多頭飼育

                多数のペットを飼育すること

              • 過剰飼育

                能力を超えた頭数を飼育すること

              • 過剰多頭飼育

                能力を超えた多数のペットを飼育すること

              • ホーディング

                過剰多頭飼育で、動物の状態が悪く、改善する意図がない、できない

              • ホーダー

                ホーディングする人

              • 崩壊

                ホーディング状態の飼い主が、死亡などの理由で飼い主権を放棄する時

               

              ホーダーのタイプ

              • 認知症・高齢者型

                社会から孤立するようになり、若い時にできていたこと(動物の管理など)ができなくなる。ヘルプサインを出していることが多い。

              • コレクター型

                純血種や珍しい毛色の動物を集める。計画的に繁殖したり、社会的に自立した人も多い。

              • 強迫性障害型(Obsessive Compulsive Disorder)

                愛護活動家などの「自分が救わなくては!」という使命感がある人や、捨てられない、別れられない人などが多い。ネグレクト状態を認識・改善できず、動物の所有権を主張する。

               

              予防方法

              タイプ別に予防することが大切。

               

              認知症・高齢者型タイプには

              社会福祉士などと協力して、早期発見と予防を心掛ける。不妊去勢手術については、助成金制度よりも一歩進んで、高齢者が実施しやすい方法を考える必要がある。

               

              コレクタータイプには

              多頭飼育登録制度と現場チェックを徹底。違反者には罰金や飼い主権のはく奪という法律を整える必要がある。

               

              強迫性障害型(OCD)

              動物愛護団体の登録・許可制を徹底し、現場チェックを確実に行う。団体の大小にかかわらず、何匹保護し、その後どうなったかなどの年次報告を義務化する。

               

               

              ≪地域猫≫

              東京などではかなり浸透してきたが、地域によって取り組み方も異なる。

               

              猫の分類

              飼い猫、室内猫、外猫、迷い猫、地域猫、野良猫、野猫

              ただ歩いているだけでは、どの猫か分からない。

               

              もともと「動物愛護管理法」で飼い主のいる猫の飼養指導が始まったが、エサをやるだけの人が多く、法律でカバーできない部分がある。

              環境省から「地域猫ガイドライン」が出て、エサやりだけを禁止する流れになる。

               

              地域猫の世話人の役割

              エサやり、不妊去勢手術、環境衛生管理、地域の合意、ルール作り

               

              地域猫が抱える問題〜地域猫のクオリティを上げる必要がある〜

              ノミ、ダニ、寄生虫、鼻炎、結膜炎、歯肉炎、口内炎

              ケンカによる外傷、病気、猫エイズ、カリシウィルス

              栄養失調、毒物誤飲、イエローファット病 などがとても多い。

               

              アメリカの地域猫

              どうしても室内飼育できないほど野性的で人に慣れていない猫が原則。

              TNRからTNMVTTRへ

              TNRをしてきた結果、それだけでは十分に猫の健康的生活を保障できないことが分かった。

              今は、T:捕獲、N:不妊去勢手術、M:マイクロチップ、V:ワクチン、T:ウィルステスト、T:治療、R:返還という形に変わってきている。

              子猫はTNTA(T:捕獲、N:不妊去勢手術、Ta:慣らす)後、飼い猫として室内へ。

              生態系、野生動物などへの影響も考えて実施すべき。

               

              日本の地域猫の課題

              飼い猫の室内飼育の徹底と、地域猫の質の向上。

               

              「すべての猫は室内で飼育されるべきであり、地域猫はいつかいなくなってほしい」という西山先生の言葉がとても印象的でした。

               

              ≪ペットはどこからやってきて、どこに行くの?≫

               

              環境省のデータについて

              現在の統計は、殺処分と譲渡の2つに分けられているが、実際には、譲渡の中に、動物愛護団体やボランティアなどへの「移動」が含まれている。

              譲渡(終生の飼い主)、移動(団体やボランティアへ)、返還(迷子が家に戻る)をはっきり区別するべき。

              団体やボランティアの負担は限界を超えている。

               

              殺処分ゼロの時代に入り、「元栓を閉める」とよく言われるが、その対策は一つではなく、一度にすべての元栓を閉めることは不可能。

               

              元栓を閉める対策とは…

              /靴靴生み出される命

              生産者からの売れ残り:法律を強化する

              素人の自家繁殖:獣医師や関係者からの啓蒙

              「うまれちゃった」:不妊去勢手術 など

               

              ⊂渡されにくい動物

              行政として解決する方法を示すべき。

              攻撃性のある犬猫、人に慣れていないなど:トレーナーや獣医師が関わる

              白血病・エイズウィルスキャリアの猫など:預かりボランティアへ

              多頭飼育崩壊出身動物:ホーダー予防

              慢性病のある動物:シェルターメディシンの充実

               

              9睥霪以など、お金と労力のかかる動物

              愛護団体や行政のホスピス化も視野に入れ、看取りについて考えていく。

               

              び乳子猫

              ミルクボランティアの増加とレベルアップが必要。

               

              ゾ渡率を上げる

              欧米では、不妊去勢手術をしてから譲渡すると、譲渡率が上がると言われている。

              命の授業、次世代への教育をして、動物と暮らしやすい意識を育てる。

              高齢者が安心してペットと暮らせる譲渡サポート(ペット信託、遺言など)

               

               

              自治体として、「殺処分ゼロ」を実行するなら、子猫や老犬猫を管理するシステム(介護・医療、低コスト不妊手術など)を構築していくべき。団体やボランティアへ移動させるなら、譲渡数や活動内容、ネグレクトの監視などにも力をいれていく。

               

              私たちのゴール

              • 殺処分ゼロと同時に譲渡数を増やす。終生飼育する飼い主を見つける。
              • 愛護団体で滞る動物を減らす。
              • 譲渡できない動物の最期をサポートする。
              • 飼えなくなった市民をサポートする。
              • 多頭飼育崩壊の予防。

               

               

              ≪不妊去勢手術2017≫

              オス:去勢手術、 メス:不妊手術 という言葉を使う。

              避妊は「一時的に妊娠を避けるもの」という意味なので、適していない。

               

              不妊去勢手術が奨励される理由

              1. 病気の予防(子宮蓄膿症、生殖器腫瘍など)

              2. 問題行動の予防、緩和(マーキングや攻撃性、排尿障害などが減る)

              3. 殺処分を減らすため

              4. 遺伝病の蔓延を予防

                米国では、遺伝病の知識を持った一部の専門家以外は、繁殖に手を出すべきではないとされている。

              5. 手術では使用できない薬物が多い

                インシュリン、抗がん剤、ステロイドなど

              6. アメリカの多くの都市で、不妊去勢手術が義務化されているから

               

              では1匹残らずすべての犬猫に不妊去勢手術をすべきか→NO

              手術すべきかしないべきか、いつすべきかなどは、個別に獣医師と相談し、判断すべき。

              1. 麻酔のリスク

                どんなに健康でも、3000匹〜5000匹に1匹の割合で、麻酔の事故は起きる。

                ただし、事前の血液や心電図検査、麻酔の選択に注意することでリスクを下げることもできる。

              2. 外科手術のリスク

                出欠、感染症、疼痛、縫合糸によるアレルギー反応など

              3. 不妊去勢手術をしないというリスク

                (例)メス犬の乳腺腫瘍の場合、不妊手術のタイミングによる発症は以下のとおり。

              発情前の手術            0.5%

              1回発情のあと           8%

              2回発情のあと           26%

              2回以上、2.5歳以上  40%

              (例)未手術のメス犬、子宮蓄膿症の発生率が25%

              4. 合併症(肥満、尿失禁など)の懸念や報告もある
               

              副作用などについてはインターネットで誰でも調べられる時代になったものの、情報のレベルは、個人の経験レベルから、専門家の検証・認証レベルまでさまざま。

               

              アメリカでの不妊去勢手術について

              Fix by Five(生後5か月までに不妊去勢手術を!)

              Five Saves Lives.(5か月までに手術することで、命を守る)というスローガンが一般的に知られている。

               

              ガイドラインでは、メス犬は生後16週齢〜5か月齢まで。オス犬・猫は生後8週齢〜5か月齢までと定められている。

               

              不妊手術の時期に対する考え方

              早期                     8〜16週齢           (現在)

              クラシック           4〜6か月齢         (10年前くらい)

              レトロ                  7か月以降           (30年前くらい)

               

              早期不妊手術は、麻酔からの覚醒も早く、傷口も小さいため、動物への負担も少ない。

              副作用の報告もあるが、どれもさらなる検証が必要なものが多いため、それらをもって「手術しない」と考えるべきではない。

              リスクもあるが、ペット過剰問題、多頭飼育崩壊、譲渡率向上の見地から、不妊去勢手術を進めていくべきである。

               

              NBA(Neuter before Adoption)譲渡前不妊去勢手術

              米国ではスタンダードなポリシーであり、譲渡前に手術されていると、殺処分が減ることが実証済みである。ほぼすべての行政、民間動物愛護団体は、このNBAが必須である。

               

              NBAの利点

              手術されている動物のほうが譲渡されやすい。

              絶対に繁殖しない。

              シェルター内の管理に影響(保護動物の発情によるストレスの軽減など)

               

              **********************************************

               

              20年以上にわたって、不妊去勢手術の大切さを訴えてこられた西山先生が最後に示されたスライドには、昭和49年の殺処分数130万頭の文字がありました。

              その間、1頭でも不幸な動物が減るように、祈りながら手術を続けてこられたという西山先生が、いま改めて「不妊去勢手術の重要さ」を説かれたことには、20年前とはまた違った意味も込められていると思います。

               

              会場の皆様からは、たくさんの質問もいただきました。

              西山先生には、今お返事をお願いしているところですので、今しばらくおまちください。

               

               

              posted by: npo-spica | イベント情報 | 19:04 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
              「いのちの教室」人権問題研修会 in 呉市
              0

                呉市川原石地区・二川まちづくりセンター合同の人権問題研修会で、「いのちの教室」を聞いていただきました。

                 

                久しぶりの一般(大人)向け講座ということで気合が入り、深夜までスライド手直し…

                 

                子供たちへの教育は、動物問題にまつわる「意識の改革」であり、長期的な取り組みだと思っていますが、やはり「今起きている問題」を「今解決する」のは、大人なんですよね。

                子供たちを対象にするときのように、言葉選びのストレスがない分、言いたいことがすんなりと口から出てきます。

                とにかく、知ってもらうこと、伝えること、私たちの活動はこれだけです。

                 

                0203a.JPG

                 

                職員さんも含め、40名以上の方が、動物たちの現状を熱心に聞いてくださいました。力強くうなずいたり、驚いたり、メモを取ったりと、そんな来場者の姿を見ると、話しながらヒートアップしてきます。

                 

                殺処分

                パピーミル

                引き取り屋

                動物愛護管理法

                地域猫

                 

                講義を終えて、「知らないことがたくさんあった」と声をかけてくださった方がおられました。

                そう、多くの人がまだ「知らない」し、行政もメディアも、あえてこれらのことは「知らせようとしなかった」内容です。なので、よほど自分から調べたりしなければ、勝手に目や耳に飛び込んでくる情報ではありません。(今はSNSでかなり広がっていますが…)

                ただ、問題は、「知らない」というだけのことが、この動物にまつわる問題の解決を阻む、大きな壁になっているということです。

                 

                0203b.JPG

                 

                今回の講義で、またたくさんの人が、動物たちの現状を知ってくださいました。

                あと一歩進んで、何かご自分にできることを考えていただく「きっかけ」になれば幸いです。

                 

                 

                 

                【イベント情報】

                西山ゆう子トークイベント

                「これからの動物愛護について

                   〜高齢化社会、多頭飼育崩壊の時代に向けて〜」

                 

                日時:2017年2月12日(日)

                   14:00〜16:00(13:30開場)

                 

                場所:広島県社会福祉会館 講堂

                   広島市南区比治山本町12-2

                 

                入場:無料

                   ※事前予約が必要です。※残席わずか

                    下記のURLからお進みください。

                    http://www.npo-spica.com/

                 

                SPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpgSPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpg

                SPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpg

                 

                 

                 

                 

                里親さん募集中
                どんな猫にもセカンドチャンスを!
                たくさんの猫たちが新しい家族を待っています。詳しくはこちら。
                0511e.jpg


                西条の老舗和菓子「さくらや」さんとのコラボ企画
                スピカちゃん

                ふんわりパイと懐かしいたまごせんべい
                購入はこちらから(5,000円以上で送料無料)



                SPICA@LINEできました
                LINEでSPICAの近況やイベントのご案内をさしあげます。
                こちらからご登録ください。


                会員様募集中
                SPICAの活動を応援してくださる会員様を募集しています。
                賛助会員 3,000円〜
                正会員  8,000円〜
                くわしくはこちらをご覧ください。

                 

                 

                posted by: npo-spica | いのちの教室 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                西山ゆう子トークイベントのご案内
                0

                  アメリカと日本の両国で獣医師として活躍され、数々の著書でも知られている西山ゆう子先生を広島にお招きして、これからの動物愛護について熱く語っていただきます!

                  高齢化社会、多頭飼育崩壊などの問題は、動物愛護活動に関わる人だけでなく、一般の飼い主さん、トリマーさん、専門学校生さん、獣医さん、などなど、動物にかかわるすべての方に知っていただきたい、一緒に考えていただきたい問題です。

                  広島で西山先生のお話を聞くことができる貴重な機会ですので、みなさま、お見逃しなく!!

                   

                  西山ゆう子トークイベント

                  「これからの動物愛護について

                     〜高齢化社会、多頭飼育崩壊の時代に向けて〜」

                   

                  日時:2017年2月12日(日)

                     14:00〜16:00(13:30開場)

                   

                  場所:広島県社会福祉会館 講堂

                     広島市南区比治山本町12-2

                   

                  入場:無料

                     ※事前予約が必要です。

                      下記のURLからお進みください。

                      http://www.npo-spica.com/

                   

                  SPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpgSPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpg

                  SPICAさん-チラシ【 修正後 】.jpg

                   

                   

                   

                   

                  里親さん募集中
                  どんな猫にもセカンドチャンスを!
                  たくさんの猫たちが新しい家族を待っています。詳しくはこちら。
                  0511e.jpg


                  西条の老舗和菓子「さくらや」さんとのコラボ企画
                  スピカちゃん

                  ふんわりパイと懐かしいたまごせんべい
                  購入はこちらから(5,000円以上で送料無料)



                  SPICA@LINEできました
                  LINEでSPICAの近況やイベントのご案内をさしあげます。
                  こちらからご登録ください。


                  会員様募集中
                  SPICAの活動を応援してくださる会員様を募集しています。
                  賛助会員 3,000円〜
                  正会員  8,000円〜
                  くわしくはこちらをご覧ください。

                   

                   

                   

                   

                  posted by: npo-spica | イベント情報 | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  いのちの教室 in 広島市立五日市中学校
                  0

                    広島市内の小中学校では、教育委員会が「みんなで語ろう〜心の参観日」という制度を設けています。

                    これまで「いのちの教室」を聞いてくださった学校の多くが、この「心の参観日」を利用して、生徒さんだけでなく、先生方や保護者の皆さんと一緒に、動物たちの話を聞いてくださいました。

                     

                    今回の「いのちの教室」も、この「心の参観日」として、広島市立五日市中学校の1・2年生の生徒さんを対象に開かれました。

                    とても規模の大きな五日市中学校は、生徒数が多いため、近くの広島市佐伯区民文化センターまで移動してもらい、ホールでの開催となりました。

                     

                    0115c.JPG

                     

                    この日、どうしても伝えたかったのが、ある1匹の猫の現在です。

                    約1年前、学校帰りの子供たちが、小さな子猫を保護しました。とってもかわいい白黒の猫です。

                    みんなで話し合って、飼い主を探すことになりましたが、すぐには見つからず、子供たちの一人の家で保護することになりました。メロンと名付けられたこの子はすくすくと育ち、立派な猫になりました。そして、SPICAが新しい飼い主さんと出会う手助けをさせてもらったのです。

                     

                    0115a.JPG

                     

                    メロンを保護してくれたのが、今、五日市中学校で2年生になった生徒さんたちです。

                    立派に育ち、幸せに暮らすメロン改めはちのすけ君を見てもらうことができ、本当に良かったです。

                    たかが1匹の子猫、知らん顔もできたかもしれませんが、子供というのは、いい意味で大人と違って「行動あるのみ!」後先考えず、「正しいと思うこと」ができる貴重な存在です。

                     

                     

                    この写真を見てください。

                    「野良猫を見たことがある人は?」の問いに、手を挙げた生徒さんたち。広島市内、たくさんの学校に行っていますが、だいたいこのくらいの割合で手が挙がります。

                     

                    0115b.JPG

                     

                    稀に見る大雪となった今日の広島。

                    こんな中でも、外で暮らしている猫たちがたくさんいるのです。

                     

                    0115e.jpg

                     

                    外で暮らす猫たちは、様々なリスクと隣り合わせです。暑さ寒さをしのがなければならない、毎日ご飯がもらえるかもわからない、病気になったり車にひかれるかもしれない、子猫は外敵に襲われて命を落とすこともしばしばです。彼らはまったりしているように見えますが、外にいる限り決して幸せではないこと、ご飯が食べられればそれで良いのではないこと、しっかりと伝えました。

                     

                     

                    最後に、代表の生徒さんが挨拶をしてくれました。

                     

                     

                    「すべての命を大切にできる社会を作るのは、他の誰かではなく、自分なのだ、ということを忘れずに生活していきます」と力強く述べてくれたことに感動しつつ、この活動が動物たちの暮らしを変える第一歩になると確信しました。

                     

                    最後まで真剣に講義を聞いてくださった五日市中学校のみなさん、ありがとうございました。ぜひまた春休みのボランティアでお会いしましょう!

                     

                     

                     

                     

                    里親さん募集中
                    どんな猫にもセカンドチャンスを!
                    たくさんの猫たちが新しい家族を待っています。詳しくはこちら。
                    0511e.jpg


                    西条の老舗和菓子「さくらや」さんとのコラボ企画
                    スピカちゃん

                    ふんわりパイと懐かしいたまごせんべい
                    購入はこちらから(5,000円以上で送料無料)



                    SPICA@LINEできました
                    LINEでSPICAの近況やイベントのご案内をさしあげます。
                    こちらからご登録ください。


                    会員様募集中
                    SPICAの活動を応援してくださる会員様を募集しています。
                    賛助会員 3,000円〜
                    正会員  8,000円〜
                    くわしくはこちらをご覧ください。

                     

                     

                    posted by: npo-spica | いのちの教室 | 17:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    冬休み 動物体験ボランティア 第6弾
                    0

                      冬休み最後の動物体験ボランティアは、呉市動物愛護センターです。

                      今日集まってくれたのは、広島市立八幡小学校、広島市立大洲中学校、瀬野川東中学校、進徳女子高等学校、広島瀬戸内高等学校、呉港高等学校から、9名の生徒たちです。

                      サポートに入ってくれたのは、広島経済大学「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」から6名の大学生と、大人スタッフ7名です。

                       

                      でも、あいにくの雨でした…。

                      呉ボラで雨にあたるのは、初めてのことです。

                       

                      0111a.jpg

                       

                      ということで、今日は徹底的に大掃除の日となりました。

                       

                      0111g.JPG

                      普段良く使う所は汚れもたまりやすいため、ごしごし力を入れてこすらないといけません。

                      ↑ここは小型犬たちが過ごす場所です。

                       

                      0111e.JPG

                      こちらは成犬の犬舎です。

                      いつも通りのお掃除プラス

                       

                      0111f.JPG

                      普段は手が届かないようなところも、大学生のみなさんに手伝ってもらいました。

                       

                      0111d.JPG

                      エアコンのフィルターも洗ってすっきり

                       

                      0111h.JPG

                      こんなところには長年の埃がたまっていて、掃除も大変でした。

                       

                      すっきりした後は、お待ちかね子犬の体ふき(といっても触れ合いタイム)

                      0111i.jpg

                      いつものように、横一列に並んで、一人1匹、子犬をひざにのせます。

                       

                      0111j.JPG

                      この子犬たちは兄弟で、生後1か月くらいです。

                       

                      0111w.jpg

                      人間を怖がる前にここへ来たので、安心してよく寝ています。

                       

                      0111x.JPG

                      生まれてすぐ母犬と離れてしまった子犬たち。まだまだスキンシップが必要な月齢です。

                      生徒さんたちは、短い時間でしたが、母犬代わりになって、体を丁寧になでてくれました。

                       

                       

                      0111k.jpg

                      こちらはシャンプーのお手伝い。

                      いつもボランティアに来られているプロのトリマーさんに教わりながら、丁寧に体を乾かしました。こうして、体をきれいに保っておくことは、犬たちの健康に良いのはもちろん、新しい飼い主さんと結びつきやすくなるためでもあります。

                       

                      そうこうしているうちに、外が明るくなってきました!

                       

                      0111y.JPG

                       

                      犬たちにとっても生徒たちにとっても、待望の散歩タイムです

                       

                      0111o.JPG

                      梅さんも気持ちよさそうです。

                       

                      0111n.JPG

                      ここへ来る犬たちのことを、増本さんに教えてもらいながら、散歩をします。

                      怖がりの犬、それを克服した犬、いろんな犬たちのことを話してもらうことで、動物愛護センターという場所について、正しく理解してもらうことができます。

                       

                      0111p.JPG

                      この子たちは、初めて会う人間には、まだまだ警戒心が強いようでした。散歩も前に進まず、こうして後ろへ後ろへ下がっていきます…。人間が犬との信頼関係を築くには、時間がかかることがあります。犬側に人間を警戒しなければいけなかった事情があるほど、その時間は長くなります。それでも呉のボランティアさんは、毎週、時間をかけて、心を開き、新しい家族へとつないでくれていまあす。

                       

                      0111q.JPG

                      小学生〜大学生までが参加してくれた今回は、いろんなペアで散歩に行ってもらいました。

                      こちらは小学生&大学生。

                      お兄さんやお姉さんと一緒に、2本のリードで散歩します。

                       

                      0111m.JPG

                      コアラ殿、犬舎の中ではとてもつまらなさそうだったので、散歩に飛び出して喜んでいました。

                       

                      0111l.JPG

                      いつのボランティアも、こういう写真が良く撮れます。犬たちに話しかけているような、何かを教えてもらっているような、そんな一コマです。

                       

                      今日もとても子犬が多く収容されていました。

                      かわいい〜♡のはもちろんですが、1年中、いつ来ても、常にこれだけの子犬がここにいること。

                      これは決して良いことではありません。いつも同じところから、同じような犬たちが、望まれずに生まれ、こうしてここへやってくるのです。

                       

                      0111s.JPG

                      こうして世話をしてくれる人がいるからいいようなものですが、もしこの人たちがいなかったら?

                      犬たちはどうなるんでしょう?

                       

                       

                      0111t.JPG

                      彼らはみんなボランティアです。ボランティアが増えるのはうれしいことですが、本当はこの施設も、ボランティアも、必要なくなることが犬や猫たちにとっての幸せなのです。

                       

                      0111u.JPG

                      猫たちも数匹、里親さん募集中でした。

                       

                      0111v.jpg

                      彼らに暖かい家族が見つかること、それがボランティアさんたちの大きな願いです。

                       

                      0111z.JPG

                      すべての作業が終わったら、最後は恒例の、LUSHソープで手を洗い、癒しの時間です。

                       

                      0111r.JPG

                      梅さんも一緒に、記念写真

                      みなさん、冷たい雨の中、よく頑張ってくれました。

                      こうしてたくさんの人がここへ来て、現状を知ることが、動物たちを幸せに導く第一歩だと思っています。先の道のりはまだまだ長そうですが、こんなに若い力が頑張っている広島県が、どこよりも進んだ動物愛護先進県になると信じています。

                       

                      全6回の冬休みボランティアでお世話になった皆さま、ありがとうございました。

                      またすぐに春休みがやってきますが、これからもよろしくお願いいたします!

                       

                       

                       

                      里親さん募集中
                      どんな猫にもセカンドチャンスを!
                      たくさんの猫たちが新しい家族を待っています。詳しくはこちら。
                      0511e.jpg


                      西条の老舗和菓子「さくらや」さんとのコラボ企画
                      スピカちゃん

                      ふんわりパイと懐かしいたまごせんべい
                      購入はこちらから(5,000円以上で送料無料)



                      SPICA@LINEできました
                      LINEでSPICAの近況やイベントのご案内をさしあげます。
                      こちらからご登録ください。


                      会員様募集中
                      SPICAの活動を応援してくださる会員様を募集しています。
                      賛助会員 3,000円〜
                      正会員  8,000円〜
                      くわしくはこちらをご覧ください。

                       

                       

                      posted by: npo-spica | ボランティア | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |